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カウントダウン ページ1

貴方 井芝梓



銀さんと付き合って5年
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



白い雪が降り積もる寒い日、そんな日にもう11時を過ぎていると言うのに外は「寒い、寒い」と言い手を擦る人達が。



そう、今日は大晦日。一年の最後の日。



しかし、何故外に出る必要があるかと言うと…



「キャッホーイ!“カウントダウン”ネ!久しぶりアルゥ!!」

「うんうん!寒いけど楽しみ!」

「楽しみかァ?俺には寒すぎて地獄としか思えねェんだけど」

「でも、いっつも最後に上がる花火綺麗じゃないですか。最初は冬に!?って思いましたけど」



ターミナルの周りで年越しのカウントダウンが行われるのである。



楽しみでわくわくしている梓達とは裏腹に寒さでブルブルしている銀時。



「銀時も楽しんじゃえば?寒さなんてどっかいっちゃうよ!」

「俺ァ、そんなガキじゃねェっつーの。それに…」

「それに…?」

「いや、なんでもねェ。早く来ねェとほっていくぞ」

「あ!待って!!」


震えながらも歩く銀時と元気に走り回る梓達



銀時が震えているのは寒さと眠さと…



年越しまで後45分…

*→


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作者名:隕石●= | 作成日時:2017年5月14日 5時

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