【黒バス】小さい頃から、お前のことが…[赤司征十郎]

第10Q　むしろ好きだよ ページ10

A「え…そ、そうなのか？」

赤司「あぁ、この前のパーティーだって、主役よりも目立ってたぞ？」

赤司が、柔らかい笑顔を見せた。

A「はぁー？それはないだろ。tk、主役より目立ったら終わりだろ」

赤司「実のことを言うと、オレは毎回毎回のパーティーとかでのAのドレス姿を楽しみにしているんだが？」

A「はっ？！意味分かんねぇ…」

赤司「そうか？…ドレスの質はいいものばかりだから、楽しみにしているのもあるが」

A「んー…理解できない」

Aは、そっぽを向いた。

そして、しばらく沈黙が続き…

赤司「むしろ好きだよ」

赤司が突然、口を開いた。

A「ひゃいっ？！にゃにがっ？！」

Aは、突然の言葉に口が回らないようだ。

赤司「くっ…Aのドレス姿。嫌いじゃなくてむしろ好きって言ったんだ」

赤司は、小さく笑った。

A「何で笑うんだよっ！」

赤司「すまないね、単純に噛んで面白かっただけだ」

A「何なんだよ…」

Aは、顔がみるみる赤くなっていった。

赤司「そうゆう所も嫌いじゃない……」

赤司は、ボソッと呟いた。

A「ん？何か言ったか？」

Aは、首を傾げる。

赤司「いや、何でもないよ。あ、着いたね」

A「あ、おう」

そして、2人はそれぞれの自宅へと帰宅した。

in赤司宅

執事「征十郎様、おかえりなさいませ」

と、赤司家の執事は軽く一礼した。

赤司「ああ、ただいま。今から10分後に結婚式の打ち合わせがあるから、オレは急ぐよ」

赤司は、鞄とブレザーを執事とメイドに渡して、足早に自室へと駆けた。

執事・メイド「かしこまりました」

*

―赤司の自室

赤司「ん、用意されているな。早速着替えよう」

赤司は、ベッドの上にきちんと畳まれている黒が基調とされたスーツを見て、ネクタイを解き、Yシャツを脱ぎ着替え始めた。

*

inA宅

A「もう服の準備はできてるよな？」

Aは、メイドがおかえりなさいませ、と言う前に聞いた。

メイド「はい、できています。ベッドの上に置いてありますので、お着替えください」

A「ああ、分かった。ありがとうな」

Aは、階段を駆け上がった。

メイド「大変ですね…」

＿A自室

A「着替えるか」

Aはそこまで派手じゃない、ワンピースに着替え始めた。



＿
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第11Q　めんどくせぇ→←第9Q　遅れ過ぎだ

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