【黒バス】小さい頃から、お前のことが…[赤司征十郎]

第5Q　帝光中学バスケ部だ！3 ページ5

A「あ、スマホ鳴ってる」

ピッ

Aのスマホだった。

A「はい、もしもし…夏喜？あぁ、そうだ。あ？明日？…多分、行けると思うな」

黄瀬「夏喜ちゃん？」

青峰「何だよ、黄瀬…そのなつきって奴知ってんのか？」

黄瀬「知ってるも何も、俺達と同じ事務所の子っスからね」

青峰「俺達？」

黄瀬「俺とAっちと夏喜ちゃんは同じ事務所なんスよ」

青峰「ふーん…」

青峰は、興味なさそうに答えた。

黄瀬「しかもしかも！！！夏喜ちゃんめっちゃ可愛いんスよ！！！」

黄瀬は、結構大きい声で言った。

A「おい！涼太！！！お前少し黙れよ！うっせーんだよ！首絞めんぞコラ！！！」

黄瀬「ごめんなさいっス！！！」

＿夏喜「何か騒がしいけど…どうかしたの？黄瀬君？」

A「いや、何もねぇ。駄犬は関係ねぇ」←

＿夏喜「そう？そういえば、Aが通ってる所って、皇帝中学でバスケ部だっけ？」

A「あ”？違ぇーよ。帝光中学バスケ部だ！」

＿夏喜「あぁ、そうだっけ？ごめん、ごめん。黄瀬君も来れるよね？」

A「あぁ。んー？涼太ぁー、明日仕事行けるか？」

Aは一旦スマホから耳を離し、黄瀬にスケジュールを聞いた。

黄瀬「明日ッスか？何時からッスか？」

黄瀬はAに仕事がいつ始まるのかを聞いた。

A「いつも通りだと思うが」

いつも通りとは、午後7時〜8時半という時間だ。

部活は最低でも、6時半〜45分の間に終わることが多い。

なので、余裕がないと言う訳ではない。

黄瀬「なら、全然大丈夫ッス」

黄瀬は即答した。

A「そうか…夏喜、涼太も行ける」

Aはスマホをもう一度耳につけた。

＿夏喜「そっか！頑張ろうねー！じゃあ、また明日ねっ」

A「あぁ」

ピッ、と通話終了ボタンを押し、Aは通話を終わらせた。

黄瀬「明日の仕事も頑張るッス！Aっちもね！」

A「あぁ…勿論だ。えーっと、明日の内容は…っと」

Aはスマホのスケジュールを確認している。

A「あぁ〜、俺達3人での撮影か…」

Aは溜め息まじりで言った。

黄瀬「何で溜め息まじり何スか!!!酷いッスよ〜；」

A「お前がいると、いつも現場がうるさいからだよ」←事実

黄瀬「何で！？」

A「征十郎、帰るか」

黄瀬が荒ぶる中、Aは帰る支度をしていた。

赤司「あぁ、まだ支度が終わってない。だから、少し待っててくれないか」

A「了解」


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