第32Q 1人の女の子 ページ32
桃井と夏喜はおでこを押さえながら店内へと入って行った。
A「女子力ハンパなっ…すんげ」
Aはベンチに座ると、スマホを出しゲームをし始めた。
ピコッピコンピコピコピコンッ
ダッダダダッダダダダダダダァァアァァアァァァ←
A「おっ、すげーコンボ来たっ…」
ドッドドドドドッドッドドッドドドドドッ
ズガァァァアアアァァアアァアア
グショァッ
A「大量出血〜大変デスネ」←
Aがゲームに没頭して5分が経った。
A「おっ、レアじゃんー!…すっげー!」
すると、視界が少し暗くなった気がした。
A「ん?」
顔をあげると、1人の小学生ぐらいだろうか…少女が何かとペンを抱きしめ、Aの前に立っていた。
少女「あ、あのっ…水谷Aちゃん、ですよねっ、もし、よかったら…サインと、握手と写真お願いしますっ!!!」
A「おー、全然いいよ〜。名前は何て言うの?」
少女の目線に合わせて、しゃがみこんだ。
少女「咲紀(サキ)って言います!」
A「さきちゃんね、そのノートとペン貸してくれる?」
咲紀「あ、はいっ」
ノートとペンをAに手渡した。
A「年はいくつなの?」
サラサラとサインを書き終え、咲紀の手を握りながらたずねた。
「あ、さきって字これであってる?」とたずねると、「うんっ、だいじょーぶ!」と答える咲紀。
咲紀「8歳です!」
A「おっ、若いね〜!8歳なのにしっかりしてるね」
咲紀「えへへ、そうかなぁ?」
咲紀は照れながら言った。
A「うんうん、めっちゃしっかりしてるよっ!」
咲紀「ありがとーございます!あ、次…写真、いいですか?」
咲紀は小さな鞄からピンクのスマホを取り出した。
A「お、まさか自分のスマホ?」
そうたずねると、
咲紀「ううん、これね、お母さんのなの!」
そう答えた。
A「近くにお母さんいるの?」
咲紀「うんっ、あのね、お母さんがね、Aちゃんをね、見つけてくれたの!」
A「お母さんすげー…何枚ぐらい撮ればいーい?」
咲紀「5枚ぐらいにしときなさいって言われたんだけど…」
スマホをぎこちなく操作しながら咲紀は答える。
A「んじゃ、10枚ね」
咲紀「えっ?!」
驚いて咲紀の手より大きいスマホを落としそうになったところを、
A「…っと、危ない危ない。ちょっと貸してみ?」
Aがキャッチし、咲紀からスマホを借りる。
第33Q 連絡が来たよ→←第31Q どっかのシャララ☆デルモ(笑)のせいで…
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革ベルト
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あずきいろ
ラッキーナンバー
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まかまか(プロフ) - 和美♪(わみ)さん» 励みになります!めっちゃ頑張りますね(^^ゞ (2014年12月26日 8時) (レス) id: 6573866b6e (このIDを非表示/違反報告)
和美♪(わみ) - いえいえ!!!うんん、頑張って!!!wwwwww((( (2014年12月25日 8時) (レス) id: 42349656ff (このIDを非表示/違反報告)
まかまか(プロフ) - 和美♪(わみ)さん» コメありがとうございます!!!ありがとうございます、頑張りますよ!!!ありきたりですけど((( (2014年12月18日 23時) (レス) id: 6573866b6e (このIDを非表示/違反報告)
和美♪(わみ) - 初めまして、続き頑張って!テツヤ達主人公ちゃんの事好きなんだ。 (2014年12月18日 20時) (レス) id: 42349656ff (このIDを非表示/違反報告)
吉田麻衣 - 蒼さん» 頑張るしかないわwww (2014年5月22日 22時) (レス) id: 6573866b6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:吉田麻衣 | 作成日時:2013年11月29日 18時