【黒バス】小さい頃から、お前のことが…[赤司征十郎]

第31Q　どっかのシャララ☆デルモ(笑)のせいで… ページ31

青峰は自分達(正しくは黄瀬の周り)の周りに女性達が来る前に逃げようとしたが…

「わあ!!!黄瀬君だ!サインお願いします!!!」

「私も!!!あ、あと、握手お願いします!」

「雑誌で見るよりカッコイイ!!!ねぇ、どうしよう!」

「「「「「黄瀬くーん!!!サインと写真と握手お願いしまぁーす!!!」」」」

勿論、女性たちが集まってくる訳であって…

青峰「やばっ…これじゃっ、逃げられねっ…どーすりゃ…」

青峰は女性達に何度も押されていく一方だ。

「ちょっとそこのガングロ!あんたのせいで黄瀬君に近づけないんだけど!」

「そうよ!早くどきなさいっ!!!邪魔よ!」

「体デカすぎなのよ!!!」

青峰「はぁっ?!オレは好きでここにいる訳じゃねぇーんだよっ!…ったく、黄瀬のせいで!!!」

ふと、青峰の視界に少しの隙間が見えた。

今しかない、と思った青峰は屈みながら、人混みから無事抜け出した。

青峰「はあっー…やっと抜け出せた…」

黄瀬がサインやら写真撮影やら握手をしている内に20分が経過した。

徐々に女性達は去って行き、その場には黄瀬と青峰と少しの客だけが残った。

黄瀬「ふぅっ…いやー、いつもよりファンの子が多くてー…疲れたッス!」

黄瀬は額の汗を拭った。

青峰「少なくともオレはお前の10倍は汗かいてるぞ」

はぁぁぁぁぁぁ、と青峰は深く溜息をついた。

黄瀬「まー、たまにはいんじゃないッスか?バスケ以外で汗をかくっていうのm(((青峰「全然よくねぇ!!!!!!」

黄瀬「落ち着いてくださいッス!!!そんなことより、早くマジバ行くッス!」

ガッ

黄瀬は青峰の手を取り、走り出した。

……黄青?(((

青峰「うおっ!!!」

＊

服屋にて＿＿

桃井「わあ!すごーいっ!」

夏喜「ね!可愛いのいっぱいある!!!」

この２人は勿論、はしゃぐ訳で…

そんな２人を傍らに、Aは、

A「この店そこらじゅうにあるんですけど」

この様子。

桃井「いや、ないって!全然見つからない!」

桃井はぶんぶんと首を横に振る。

夏喜「ほんとほんと!」

夏喜もうんうんと頷く。

A「それはお前らがただ見逃してるだけだろっ」

ピンッ

Aは２人にデコピンをかました。

※全力じゃないです。優しくです、ソフトにでs(((

桃井・夏喜「「いたっ!!!」」

A「お前らだけで見て来いよ。オレ、あそこのベンチでくつろいでるから」

親指で近くのベンチを指差した。

桃井「じゃあ、少し見よっか」

夏喜「そうだね〜、にしてもデコピンいった〜い…」


文字数がっっっ

第32Q　1人の女の子→←第30Q　デルモ(笑)とガングロのお買い物

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