【黒バス】小さい頃から、お前のことが…[赤司征十郎]

第13Q　大阪限定のオレの特集雑誌 ページ13

A「ラッキーアイテムを渡さなかったり、お菓子をあげなかったりしたらいろいろとめんどくせぇんだよ。真太郎の場合、持っているだろ!とか、嘘を付くな!とか言われて追い掛け回されるのが面倒だし、敦の場合は、鞄からお菓子の匂いするけど〜?とか、持ってるんでしょ〜？とか言われて肩に顎載せられるの重いし面倒だからなぁ……」

Aは遠い目をしながら言った。

桃井「うわぁ……大変だね、それを避けるためにラッキーアイテムを持ってりたり、お菓子を持っていたりするんだね!他の皆も同じ感じなの？」

桃井は、他のメンバー(赤司、黄瀬、青峰、黒子)を見て、言った。

A「ああ、ホント困った奴等だ」

Aは、ふぅ、と短いため息を吐いた。

黒子「あの、Aさん」

A「はい、前に言ってたやつ。返すのいつでもいいからな」

黒子がAに声をかけ、Aは黒子が何を言いたいのか察知し、鞄から1冊の本を取り出した。

黒子「ありがとうございます。来週には返しますね」

その本を黒子に手渡した。

桃井「今のって、テツ君が何を言いたいか分かってて、本を取り出したの？」

A「まぁ、そうだな。tk、前に本の話してて本を貸すってことになったんだ。その話を覚えているから、テツヤが要件を言う前に本を取り出した」

桃井「何か、Aってすごいね！」

A「そうか？」

すると＿＿＿

紫原「ねぇ、ねぇ、Aちん〜。お菓子持ってない〜？」

紫原が、チョコレートを食べながらAに訊いた。

A「期間限定の苺キャラメル味のミ●キーだ。やる」

Aは期間限定のミ●キーの袋を4個出し、紫原に渡した。

紫原「うわ、マジで〜？Aちん、あんがとね〜。早速たーべよっと」

紫原は、バリッと袋を開け、早速食べ始めた。

黄瀬「あ、そーいえば！ね、ね、Aっち！これ、大阪限定のオレの特集雑誌なんスけど、どうッスか？」

黄瀬は、雑誌を顔にくっくけて、訊いてきた。

A「あ、うん、貰っとくわー」

黄瀬「ホントッスか？！ありがとうッス!!!」

A「どういたしましてー」

パァァァン!

Aは雑誌をゴミ箱へ思いっきり叩きつけるようにして捨てた。←

黄瀬「えぇ〜？！Aっち何してるんスかあっ？！」

A「何って……テメェの大阪限定特集雑誌を神聖なるゴミ箱に捨てたんだよ」←

ほら、と付け足し、ゴミ箱を指差すA。

黄瀬「捨てたってのは分かるんスけど……神聖なるってなんなんスか!!!」

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