【忍たま】のんびり屋の忍たま日常･6！ (ページ49)

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269話~見かけ倒しが如く~ ページ49

in忍術学園

うぅ………勘ちゃん先輩の家に行く予定を変更して怪我人を忍術学園に連れて帰った

行ってみたかった………

「いやぁすまねぇな嬢ちゃん！助けてもらって！！」

貴女「困っている人や怪我してる人を助けるのは当たり前です」

忍たまの前に僕は人間だからね

それに見捨てたら善法寺先輩や数馬になに言われるか………

ｶﾞﾗｯ

天女「あらぁ？雌豚ちゃんが汚ぁい人を学園にぃ無断で連れてきてるぅ！！

それっていけないことでしょお？ちょっとこっち来なさいよぉ！私がぁ直々に罰してあげるぅ」

えっちょっ………？！

僕が何かを言う前に腕を強く掴まれて無理矢理引っ張られた

まだ何故あの村がああなったのか聞いてないのに！！

貴女「っ小平太先輩！」

七松「わっわかっている！！」

よし！これで天女からの天罰とやらが終わった後ちゃんと聞ける

にしても天女の力って………うん、痛いね

いやぁね？力と体力は僕の方が上なんだけど抵抗したら抵抗したで面倒くさい事になるから

だから天女相手にはむやみやたらに力を震えないんだよね………

さて、どーしたものか

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夜 in医務室

善法寺伊作side

いやぁ急に小平太と尾浜勘右衛門、Aちゃんに平太が凄い顔をしてやって来たときは吃驚したなぁ

何か怪我人を背負って来たし

今はもう遅いから平太は返した

にしても………

伊作「随分とお若いんですね？」

尾浜「何歳なんですか？」

この怪我人、口調からして結構いってるかと思ったら顔を良く見れば案外まだ若い顔だった

「いやぁ言うてそんなに若くはないぞ、今年で二十九歳になるほぼ三十路の爺さ！」

三人「「「へ？

えぇぇぇぇえぇええぇぇぇ？！？！？！」」」

今年で二十九歳って………嘘ぉ？！！

えっだって見た目僕達とそんなに変わらないよ！！？！可愛い方の顔立だったからすっかり………

うへぇ………人はやっぱり見掛けに寄らないな

ｶﾞﾗｯ

貴女「なんですか？今の叫び………」

伊作「あっAちゃん！！」

貴女「…はいAです」

ん？

伊作「えっちょっとAちゃん？！」

貴女「…なんですか？」

天女の所から戻ってきたのか、頬っぺたが赤くなっていて服も所々切れている

そして口と切られたところからも血

尾浜「A……！？」