【忍たま】のんびり屋の忍たま日常･5！

207話~久し振りのご対面~ ページ34

次の日


貴女side




土井「………」


雑渡「………」


貴女「………」


諸泉「………」






何故、敵の忍である二人がいる？



何故、僕と土井先生は二人と向き合っている？



何故、土井先生と雑渡さんは笑いあっている？



何故、僕達は態々空き部屋で面会している？





何故こうなった





朝起きて(起こされて)小平太先輩と朝の鍛練をして、少し時間が空いたから秀作さんのお手伝いして


その後は授業をまともに(悪戯しながら)受けて………




そして三限目の時、急に山田先生に呼び出され


ついてったらこの空き部屋に来て



中に入らされたら、中には既にこの三人が……






何故こうなった






貴女「………はんすｯ土井先生、何故二人が？」





百歩譲って諸泉さんは良しとしましょう


だけど何で雑渡さんがいる





そして何故僕が呼び出されたんだよ





土井「あぁ、この二人が突然やって来てAと話をしたい、様子を見に来た

って言ってきてな、学園長が………」


貴女「あぁ………成る程」




盗み聞きして、学園長がまた変な思い付きをしてそれが


僕が呼ばれて二人の用が終わるまで共に居れということか




学園長の突然の思い付きにはやく巻き込まれるなぁ僕………流石巻き込まれ不運





雑渡「何でそれだけで通じるのか不思議なんだけど」



土井「Aは他の人より察しが良いから」


貴女「はんｯ土井先生が凄い忍者だから」




諸泉「ハモった………」



雑渡「成る程つまりは意思疎通しあっていると」



違うそうじゃない何故そうなる


手をポンとさせないでくださいよ雑渡さん





貴女「………あっそう言えば僕に用が有ったんでしたっけ？保健委員ズじゃなく」



雑渡「うん、Aちゃんに用が有ったんだ〜」



土井「……何故敵の忍であるお前がAに用が有るんだ？」



雑渡「………駄目なのかい？Aちゃん、君あっては駄目なの〜？」




えっ其処で僕に話を振るのっ？！




貴女「…えっと……いえ、別にそう言う訳ではないんですが………」




いや土井先生が言ってることはド正論だから




諸泉「最近は会えてなかったし、久しぶりに話したかったし



元気かどうか心配で見に来たんだ」




貴女「…それは………どうも、ありがとうございます諸泉さん」


雑渡「えー？私は〜？」

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