二十八 ページ14
桜木 A
小さい頃、天照院奈落のとこでいた。
その時、「
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貴方side
私は剣斗と旅に出て5ヶ月たった。
その頃、剣斗は私の事を「先生」と呼ぶようになった。
私たちは、森の中にいて日がだいぶ沈んだから野宿しすことにした。
貴「剣斗、もう暗いのでここで野宿しましょう。」
剣「はい。わかりました。」
貴「剣斗、今頃ですが、どうして私と一緒に行きたいと言ったのですか？」
剣「それは....、先生があの時俺を助けてくれてた。俺は恩を返したいんだ。」
貴「........、そっか、ありがとう、剣斗。」
剣「いえ、俺の方こそありがとうございます。」
貴「剣斗、これを。」
剣「これは......。」
貴「この刀、貴方にあげます。」
剣「えっ、でもこれ先生の大切な刀なんじゃ...。」
貴「いいんです。貴方に持っていてほしい、この刀で貴方の武士道を守りなさい。」
剣「......はい。わかりました。」
と、話していたら、急に気配を感じた。
貴「！？。」
剣「先生、どうしたんです？」
貴「剣斗、私の近くに来なさい。」
剣「はい。」
剣斗は、私の近くに寄ってきた。
剣「先生、ほんとにどうしたんです？」
貴「しっ。」
私は、周りを見渡した。
貴「誰です。出て来なさい。」
すると、私たちの周りに天照院奈落が現れた。
その中に、朧もいた。
貴「！？、お前たちは....、
何の用、もう戦いは終わったはず。」
というと朧が少しこちらに寄ってきて言った。
朧「久しぶりだな。羅刹。
定々様にお前を連れて来いと言われた。
我々とついて来い。」
貴「嫌だと言ったら？」
朧「無理やりでも連れていく。」
と朧が言ったら天照院奈落たちは襲いかかってきた。
私は、奈落たちを斬っていった。
だが、後ろにいた剣斗が人質に取られた。
剣斗「先生！」
貴「！？。
剣斗を離しなさい。」
朧「それは、お前次第だ。我々におとなしく連いて来い。」
貴「......。わかった。ついていくわ。」
剣「先生...。」
朧「こいつの手を縄で縛れ。」
私は、手を縛られた。
朧「行くぞ、その小僧も連れて来い。」
貴「待て、離すという約束だろ。」
朧「お前次第と言ったはずだ。」
私たちは、連れて行かれた。
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