検索窓
今日:14 hit、昨日:1 hit、合計:14,396 hit

第四話 睡魔には勝てない ページ6

晋助視点



男『とりあえずお前ら、さっさとお家に帰った方がいいぞ。この時間帯はガラの悪ぃ連中が沢山いるからな』


男はそう言って俺たちに背を向けた


神威『俺たち...家、無いヨ?』


神威がそう言うと、男はバッとこちらを振り返り、目を見開いた


その後、ため息を付いてまた何かを考え始めた


そして、


男『...とりあえず、俺の家に来い』


と言った


神威『分かった...ヨ...』


俺も渋々了承した


神威は、頭をこくこくと揺らしている


多分、眠いのか...


俺も眠いが今は眠気を我慢しねェと、こいつに何をされるか分からねェからな...


その男は、俺たちを両腕に抱え、歩き始めた


暫く沈黙が続いたが、それを破ったのは男だった


男『なぁ晋助。お前、眠くないの?』


『...眠い』


口が勝手に動き、 眠い と言ってしまった


男『...眠いんなら寝とけ。子供なんだから』


子供...?


『俺は子供じゃねぇ...』


男『子供だろw』


『あ?』


男『お?』


『ん?』


...キリがねぇ...


俺が急に黙ると、男は『おーい?晋助ー?』と言いながら俺の顔を覗き込んだ


それでも、その言葉に返す余裕がないくれェ俺ァ眠い


重い瞼が段々下がってくる


男の、『...やっぱガキじゃねぇかw』という言葉は俺の意識と共に暗闇に消えた

第五話 神威の目覚め→←第三話 見知らぬ場所にて



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
19人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 逆トリップ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

光華 - とても面白いです更新頑張ってください応援してます。おもしろ過ぎて私の腹筋と肺が悲鳴をげている (2019年7月29日 14時) (レス) id: e145b750ea (このIDを非表示/違反報告)
九尾狐(プロフ) - 霊夢どうふさん» あっ…(察し)い、イヤー今日もメラコンが眩しいですね← (2018年3月23日 0時) (レス) id: de4723dc66 (このIDを非表示/違反報告)
霊夢どうふ - え、嘘可愛いの…?いやもう本当の性格知ってしまったから無r((あー今日もメラコンが可愛いです。← (2018年3月22日 22時) (レス) id: 8add41b466 (このIDを非表示/違反報告)
九尾狐(プロフ) - 霊夢どうふさん» ですよねぇぇぇぇヅラ可愛いですよねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!←うるせぇ (2018年1月28日 23時) (レス) id: 7f9aac4d8b (このIDを非表示/違反報告)
霊夢どうふ - 小太郎可愛すぎるよおおおおおおおお!あ、メラコンには負けますけどね☆← (2018年1月28日 23時) (レス) id: 8add41b466 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:九尾狐 | 作成日時:2017年9月20日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。