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｢心理学者･･･？？ねぇ凛ちゃん、心理学者ってどうやって書くの？｣
｢あ？知るかよんなの。つかそんな単語日常会話の何処で使うんだよ！？｣
｢いや、もしかしたら海外勢と有名な心理学者が書いたスポーツ心理学に関する論文について深く語り合うことがあるかもしれない･･･｣
｢何の心配してんだお前は｣
ぶおおおん、なんて音をたてながら掃除機を動かしていれば、聞こえてきたそんな会話。Aは英和辞典を引こうとしている蜂楽に近づき、机に置かれたシャープペンシルを手に取って単語をさらさらと書いた。
｢心理学者はこう。･･･発音は確か、サイコロジスト？｣
首を傾げつつ、読み漁った英和辞典に書かれていたことを口に出す。
蜂楽はノートに書かれた��psychologist�瓩箸いκ源�の連なりを見て、おお、なんて感心した様な声を漏らした。
｢すげぇなA。英語できるんだ｣
｢ウン、話すのは苦手だけど書くのは得意｣
蜂楽のノートを覗き込んで同じく感嘆の声を零した潔の言葉に、Aはこくりと頷いた。
そんなAに、潔は｢いや、得意っつってもすぐそんな単語出てくるか･･･？｣と首を傾げていた。
時光と蟻生はAを尊敬の眼差しで見つめている。しかし、糸師はAをじっと見つめ、｢英語できるならコイツらどうにかしろよ｣と悪態をつくばかりだった。
｢イトシも苦労人だね、どんまいけるじゃくそん。｣
｢るせぇ精神小学生｣
･･･そんな会話があってから、Aは彼等や他のクリアチームにも英語を教えることになった。
｢･･･どうしようエゴ、私歩く呪霊掃除機から歩く英和辞典にジョブチェンジしてる｣
｢君何時から歩く呪霊掃除機になってたの？｣
＿＿＿＿＿
＿＿＿
＿
そうして月日は流れ、ようやっとクリアチームが7つ出揃った。
そんな時舞い込んできたのは、絵心がJFUに喧嘩を売り、U-20日本代表との試合を取り付けてきたという情報。そのため、三次選考二次ノルマではその試合に出場する11人を選ぶらしい。
「(トライアウト、かぁ･･･。トップ6人は妥当な評価だろうな)」
Aはトントンとタブレットを操作しつつ、そんなことを思った。トップ6人はAもかなり交流があった選手たちだ。
「どうなるんだろ」
＿＿＿ちょっと楽しみ。
･･･そんな事を呟いたのが、何日前だっただろうか。
Aはいつぞやのげっそりした顔で食堂に訪れていた。
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raiz(プロフ) - 神里浦飛さん» わー、そう言って頂けて嬉しいです！！こちらこそありがとうございました！ (3月31日 17時) (
レス) id: 9fe4c24c21 (このIDを非表示/違反報告)
神里浦飛(プロフ) - 面白くて一気読みしました！最後まで読んだ、と思ったら、番外編の千切りに爆笑させられました。楽しい時間をありがとうございます！ (12月7日 20時) (レス) @page49 id: fb6d1b08bc (このIDを非表示/違反報告)
raiz(プロフ) - れんれんさん» 返信遅くなり申し訳ありません、コメントありがとうございます！最後に面白かったと言って貰えるよう頑張っていたのでその言葉が沁みます･･･(*´꒳`*) (2023年4月14日 21時) (レス) id: 83866824e4 (このIDを非表示/違反報告)
raiz(プロフ) - リィさん» コメントありがとうございます！ここまで読んで頂き感謝しかないです･･･！！返信遅くなって申し訳ない･･･。 (2023年4月14日 21時) (レス) id: 83866824e4 (このIDを非表示/違反報告)
れんれん - 完結おめでとうございます！ほんとに面白かったです(*^ω^*)番外編待ってます！！！ (2023年4月9日 15時) (レス) @page45 id: 63496a6874 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：raiz | 作成日時：2023年3月25日 23時
