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｢おう！そうに決まってんだろ〜！｣
｢お前と潔が俺をアツくしたんだ、当たり前だろ｣
潔に、千切。それに続いて、次々と選手たちが同意の言葉を述べていく。
｢･･･ありがと。
あと、セイとレオも。･･･二回も許してくれた｣
｢ふは、勝手に記憶消したのは唯一許せねぇ点だけど、まあまた護ってもらったわけだし、チャラにしてやるよ｣
｢そーそー、ずっと頭痛かった･･･。｣
御影がからからと笑いつつ口を開き、凪が頭を抑えながらそれに続けた。やはり術が不完全だったせいで記憶が復元してしまったらしい。
｢･･･って、ちょっと待ってよ！俺等も全員記憶消されんの！？｣
ふと、はっとしたように蜂楽が声を上げた。Aはそれに、黙って頷く。
｢･･･じゃあ、ここで言えるのが記憶が残ってる俺等の最後の言葉ってことか･･･。｣
潔が呟くように顎に手を当ててそう言った。すると、選手達が口々に感謝の言葉を口にし出す。
｢つか、まだ言ってなかったな。護ってくれてありがと｣
｢Aがいなかったらめちゃくちゃ危なかった〜！｣
｢Aが鬼と戦ってるとこ見た時は目ん玉に飛び出るかと思ったぞ｣
皆、笑っていた。真希やパンダ、狗巻も微笑ましそうにその光景を見守っている。
｢･･･うん。じゃあ･･･＿＿＿｣
またね。
その瞬間、選手達が皆膝を着いて倒れ込んだ。
この空間に立っているのは、A、絵心、一年ズの5人のみだ。
選手達が起きた時、すでにこの時の記憶は消えている。
｢つかさ、Aに鬼神が受肉したのなら、上のクソ老害共が黙ってねぇだろ？どうすんだよ｣
｢あー、秘匿死刑ね〜･･･。鬼神の角をもう一本取り込ませて殺されるのがオチだと思ってたけど、鬼神がこちらに協力する態度を見せれば大丈夫だと･･･思う、多分。｣
｢･･･随分と適当だね｣
｢あ、絵心！
･･･そうだ、一応聞いときたかったんだけど、まだ私マネージャーやってOK？｣
Aはずっと聞いておきたかったことを絵心に尋ねる。
それに対し絵心は少し首を傾げたあと、口を開いた。
｢うん、そりゃOKでしょ。これから呪霊も増えてくだろうし、優秀な術師がいるのは心強い｣
｢･･･そっか、ありがと｣
Aはそっと微笑むと、｢さて｣と話を切り替えるように口を開いた。
｢今から選手全員部屋に運びます｣
｢へいへい･･･。私はこいつ手伝うから、パンダは棘を硝子さんのとこ連れてけ｣
｢了解｣
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raiz(プロフ) - 神里浦飛さん» わー、そう言って頂けて嬉しいです！！こちらこそありがとうございました！ (3月31日 17時) (
レス) id: 9fe4c24c21 (このIDを非表示/違反報告)
神里浦飛(プロフ) - 面白くて一気読みしました！最後まで読んだ、と思ったら、番外編の千切りに爆笑させられました。楽しい時間をありがとうございます！ (12月7日 20時) (レス) @page49 id: fb6d1b08bc (このIDを非表示/違反報告)
raiz(プロフ) - れんれんさん» 返信遅くなり申し訳ありません、コメントありがとうございます！最後に面白かったと言って貰えるよう頑張っていたのでその言葉が沁みます･･･(*´꒳`*) (2023年4月14日 21時) (レス) id: 83866824e4 (このIDを非表示/違反報告)
raiz(プロフ) - リィさん» コメントありがとうございます！ここまで読んで頂き感謝しかないです･･･！！返信遅くなって申し訳ない･･･。 (2023年4月14日 21時) (レス) id: 83866824e4 (このIDを非表示/違反報告)
れんれん - 完結おめでとうございます！ほんとに面白かったです(*^ω^*)番外編待ってます！！！ (2023年4月9日 15時) (レス) @page45 id: 63496a6874 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：raiz | 作成日時：2023年3月25日 23時
