episode.16 ページ16
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ﾀﾞﾝ「今年もようやく終わった。
皆のもの、かっこむのじゃ」
ダンブルドア先生の話も終わり、私の、ホグワーツの7年間が終わった。
後は荷物をまとめて明日の朝、ここを去るだけだ。
こんなにもたくさんのことがあった学校生活ははじめてだった。
魔法処でもこんなに色んなことは起こらなかった。
それに人生の中でもっとも大切だと思える人にも出会えた。
荷物をトランクに詰めながらこの7年間を思い返していた。
1年目、右も左もわからなかった私を2人が助けてくれた。
2年目、2人と一緒に楽しい生活をおくれた。
3年目、初めて2人とデートしてキスもした。
4年目、ものすごい事件が起きて私も石になってしまった。
5年目、父様と母様が亡くなって1人を選んだ。
6年目、ツラい日々の中、2人と想いを確かめあえた。
7年目、自分の成すべきことを胸に、最後の幸せを感じた。
どんなことがあってもフレッドとジョージがいつも側にいてくれた。
2人はいつも私を元気にしてくれて、笑わせてくれて、幸せな気持ちにしてくれた。
それも、もう終わり。
2人には私と同じように使命なんて感じずに自由気ままに生きてほしい。
私は卒業したらシリウスの婚約者として生きる。
シリウスの言ったように、自分の思うままに生きてもいいのかもしれない。
でも2人は巻き込みたくない。
部屋の中はもう空っぽになった。
ここでの生活が、このトランクに入りきった。
またホグワーツに戻ってくることを誓って最後の眠りについた。
翌朝、いつものように目が覚めた。
まるで、またここでの1日が始まるかのように…。
汽車につくと7年生の皆が名残惜しそうにしていた。
私もなんだか感慨深い気分になってしまった。
トランクを積み込み、コンパートメントに入る。
ここから見るこの景色も見納めだ。
少し目を閉じて汽車が発車するのを待った。
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ムスメ3(プロフ) - 出来たらでいいので謎のプリンス編や死の秘宝編などを見てみたいです (2023年2月23日 23時) (
レス) @page27 id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
満州~ﾏﾝｼﾞｭｳ(プロフ) - とても素敵な作品ですね！ (2022年8月16日 22時) (レス) id: e611edab71 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 純血とは家系のなかにマグルが一人もいないことらしいのですが、母親がマグルの主人公は純血と言えないのではしょうか。半分オリジナル作品と仰ってるので気にする必要はないと思いますが、疑問に思い、ついコメントしてしまいました。長文失礼しました。 (2022年6月22日 11時) (レス) id: 7d73ecdac7 (このIDを非表示/違反報告)
このは - テスト期間なのにも関わらず続きが気になって一気読みしてしまうほど面白いです。らいさんのペースでいいので更新楽しみにしています。 (2022年6月8日 21時) (レス) @page2 id: 223fbb8a1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らい | 作成日時：2022年6月8日 17時
