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ﾊﾘ「A、ちょっといいかい？」
月曜の朝、授業は空き時間でいつものように図書室で勉強していると、ハリーが突然話しかけてきた。
この間の件以来2人っきりになっていなかったし、周りに人がいて目を合わせることをもなかった。
『ええ、どうぞ』
指を軽く動かし向かい側正面の椅子を出すと、ハリーは少し目を見開いて驚いた顔のままその椅子に座った。
ﾊﾘ「僕、Aのその魔法の使い方を初めて見た気がするよ」
『そう？誰の前で、とか気にしたことなかったかも』
ﾊﾘ「僕には真似も出来そうにないや」
目を参考書から離すこともなくハリーと他愛もない会話をする。
不思議なことに、この前の意見の食い違いでの言い合いはなかったかのような雰囲気だった。
『それで…なにか話があったんじゃない？』
私は手を止めて顔を上げるとハリーは真剣な顔で話し始めた。
ﾊﾘ「シリウスと話がしたいんだ」
『……それをどうして私に？
唯一使える暖炉は校長室にだけ、頼みのダンブルドア先生はいないよ？
ちなみに言うと、私もハリーと同じように新しい校長とは気が合わなくてね』
少し笑って見せると、ハリーも顔を綻ばせた。
ﾊﾘ「わかってるよ、ジニーにも同じことを言われたんだ」
『ジニーに相談したの？』
ﾊﾘ「あぁ、でも相談ってよりもちょっとした愚痴って感じだよ」
『そう』
ﾊﾘ「でもAは、その、スネイプ…と話ができるだろう？
それで、その、頼みたいんだ、なんとかグリモールド·プレイスに行けるよう…」
『……それには私、賛成できないな』
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ムスメ3(プロフ) - 出来たらでいいので謎のプリンス編や死の秘宝編などを見てみたいです (2023年2月23日 23時) (
レス) @page27 id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
満州~ﾏﾝｼﾞｭｳ(プロフ) - とても素敵な作品ですね！ (2022年8月16日 22時) (レス) id: e611edab71 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 純血とは家系のなかにマグルが一人もいないことらしいのですが、母親がマグルの主人公は純血と言えないのではしょうか。半分オリジナル作品と仰ってるので気にする必要はないと思いますが、疑問に思い、ついコメントしてしまいました。長文失礼しました。 (2022年6月22日 11時) (レス) id: 7d73ecdac7 (このIDを非表示/違反報告)
このは - テスト期間なのにも関わらず続きが気になって一気読みしてしまうほど面白いです。らいさんのペースでいいので更新楽しみにしています。 (2022年6月8日 21時) (レス) @page2 id: 223fbb8a1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らい | 作成日時：2022年6月8日 17時
