今日:8 hit、昨日:68 hit、合計:196,198 hit
小｜中｜大
episode.30 ページ31
だんだんと暖かくなってきて春もすぎた頃、お茶菓子を持ってハグリッドの元へ訪れていた。
ﾌﾚ「A、いい匂いがする」
ｼﾞｮ「なんのお菓子？」
『これは2人にじゃなくて、ハグリッドにあげるの』
ドアをノックするとハグリッドが顔をのぞかせた。
ﾊｸﾞ「ようきた、さぁ、はいれはいれ」
ﾌﾚｼﾞｮ「「しつれーい！！」」
2人に続いて小屋の中にはいり、出された椅子にすわる。
『はい、今日はチーズケーキ焼いたの』
ﾊｸﾞ「おお！紅茶でええか？」
『うんっ！』
紅茶と皿に盛られたチーズケーキを受け取り、他愛もない話に花を咲かせる。
いつもは私とハグリッドが魔法生物の話をして、その横でフレッドとジョージがたまに会話に入ったり入らなかったり。
でも今日は違う。
生まれたというドラゴンを見にきたのだ。
『それで、ハグリッド？』
ﾊｸﾞ「これだ、ノーバードっちゅうんだ」
木の籠に入れられたそれはとてもきれいで可愛かった。
『やだ…、かわいい……』
ﾌﾚ「うそだろ？かわいい？これが？」
ｼﾞｮ「やっぱりAはずれてる」
変なことを言う2人の肩を軽く叩いてドラコンをじっと見つめた。
【お前、いい匂いがするな】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 412人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：らい | 作成日時：2021年11月4日 20時
