純血の日本人【HP】 (ページ29)

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「メリークリスマス、お呼びいただいて光栄です」
「素晴らしい料理だ」
「今度はうちに招待しますよ」
「娘さんも可愛らしいわ」

パーティーが始まり、沢山の人が家へときていた。

父「A、こっちへ来なさい」

父様に呼ばれいくと、杖をついた男性がいた。

父「A、こちらマルフォイ家のご当主だ。
ルシウス、娘のAだ」

ﾙｼ「これはこれは、本日の主役だね。
誕生日おめでとう」

『ありがとうございます、マルフォイさん』

ﾙｼ「ルシウスと呼んでくれ」

にっこりと微笑みながら握手をする。
するとルシウスさんの後ろからドラコが顔をだした。

ﾄﾞﾗ「……おめでとう、これ」

『ありがとう、ドラコ』

差し出された小さな箱を受け取ると、中にはエメラルドグリーンのブローチが。

『うわぁ……、素敵ね』

ﾄﾞﾗ「どのドレスでも似合うようにと母上と選んだんだ」

『ふふっ、今度はあなたが選んでくれたら嬉しいわ』

そう言うとドラコは__ふんっ。といいながら顔を横に背けた。
それを横目でみていたルシウスさんに怒られていたのはいうまでもない。

ちょっとだけドラコと仲良くなれる気がした。

今年のクリスマス休暇は、パーティーに旅行にも行って、皆に手紙を送ることも忘れるぐらい楽しんだ。