純血の日本人【HP】 (ページ19)

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episode.18 ページ19

校長先生のその一言で大広間に静けさがもどる。

ﾀﾞﾝ「各寮の生徒は監督生に従い、寮へと戻るのじゃ。
先生方はわしと一緒に地下室へ」

ﾊﾟｰ「グリフィンドール！1年生諸君！
僕は監督生だ、僕についてきて！」

監督生のパーシーが水を得た魚のように生き生きと行動しはじめた。

フレッドとジョージも落ち着きを取り戻したみたいで、私と手を繋ぎなおし列へとまざった。

寮へと戻り皆が落ち着きを取り戻しハロウィーンの宴が再開したところで、私はハリーとロン、それにハーマイオニーがいないことに気がついた。

『ねぇ、あの3人は？』

ｼﾞｮ「え？誰のこと？」

『ハリーとロン、それにハーマイオニー！
戻ってくるときも見かけなかったし、ハーマイオニーなんて大広間にいなかった…』

フレッドとジョージと顔を見合わせていると、談話室のドアが開き3人が帰ってきた。

周りはお祭り騒ぎでドアが開いたことにすら気づいていない。

『3人ともどこにいたの？！』

駆け寄っていくと、3人は反省しているのか俯いている。
__心配したんだよ！と言いたくて息を吸い込むと同時に肩をたたかれた。

ｼﾞｮ「いいんじゃない？それだけで」

ﾌﾚ「顔みてみろよ」

ｼﾞｮ「まるで同じ色だぜ？」

ﾌﾚ「トロールとな！」

大笑いしている2人を横目に、3人の顔を覗くと顔色は青くなっていて不覚にも私も吹き出してしまった。

『ふ、ふはははは！
や、やめてよ、その例え！わ、笑え、ないよ！』

ﾌﾚ「もう笑ってるだろ！A！」

その後は3人の言い訳を聞くこともなく、ハロウィーンパーティーを楽しみ眠りについた。

___と、言いたかった。