強がりな弱虫 (ページ1)

今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:13,370 hit

いつも side？ページ1

烏養「よーし、お前ら一旦休憩入るぞー！」

「「「オーーッス！！」」」

コーチの合図で俺達は休憩入った

いつもなら清水１人で皆にドリンクを配るが

谷地「あ！あの田中先輩西谷先発これ！どぞっ！」

田中「おぉー！ありがとなやっちゃん！」

西谷「いやー！マネが増えて潔子さんも幸せそうだぜ！」

ついこの前、2人のマネージャーが入ってくれた

『日向と影山おつかれー！』

日向「おー、ありがとなー！」ﾑﾆｭｰ

『いで！ほっぺ引っ張んなよ！』

日向「いーじゃんAのほっぺやわいから触りたくなるんだよ！」

影山「さんきゅ」ｶﾞｸｯ

『うわぁあっ！！
……って、何でいきなり膝カックンすんの影山くん？！』

影山「なんとなく」

『っ…！クソ野郎！』

そのおかげで、一段とまた賑やかになった

Aはよくいじられててもう馴染めてるみたいだ。谷地ちゃんの方もだいぶ前より笑顔を見せるようになった

入ってきた当時の2人とは比べ物にならない

特にAはやばかった。

自己紹介の時なんか目が泳ぎまくってて正直何を喋ってるかなんてわからなかった

きっと皆のAに対する印象は

『根暗』

だったはずだ。

でも日向のコミュ力のおかげでAの面白さを引き立てることが出来安心している。

今やもう旭ポジションと言ってもいいくらいいじられまくっている

本人も笑っているので俺も楽しそうにそれを見ていれる

烏養「よーし！練習再開するぞー！！」

「「「オス！！！」」」

この空気のまま全国行けるように頑張るぞ……