強がりな弱虫

本当 ページ9

『…へ？』

なになに手当したらかえしてくれるって言わなかった？

え？嘘ついたのこの人


大地「あっ…いやダマしたとかそういうんじゃねえぞ！？


い、いや、でもこれくらい深い傷つくるって相当なことがあったんだろうし、さ」


なるほど気になったのか。

いやまあこのくらいの傷つくったら私でも気になるかもしれないわ


え、でもこれ教えたら先輩の悩みごととか増えて部活に影響がでるんじゃ…




『大丈夫ですよ

な、んというか…癖みたいなものですから！』



大地「…癖

そっか。…わかった、って、直せよその癖！？

傷跡とか残るし…な？」


『は、はい

ごめんなさいありがとうございました


じゃあ、私はこれで…』



大地「あ。。お、おう




っあ、送るぞ」


『いや本当もう大丈夫です！

じゃ、さよなら！』


＿＿＿バタン！


大地「あっ……


……いったな…」




。



やばいやばい手当とかしてくれて心配してくれたのにあんな別れ方してしまった！


ごめんなさい！



どうしよもう私もう先輩に合わす顔がない！！


……せめて、お菓子とか作って…お礼しなきゃ…

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