俺の飼った猫は人間になってしまった【桃】

27 day ページ29

さとみ side





結局Aちゃんが猫になってその日は何とか看護師さんとかを誤魔化せた









夜 就寝時間にAちゃんを布団に隠して抱き締めながら俺は眠ろうとした









さ｢…Aちゃん…俺ら…付き合うべきじゃねぇの…？ﾎﾟﾛｯ…｣









俺の目からは1粒の雫が零れ落ちた









さ｢俺…こんなにもAちゃんが好きなのに…ｯ…どんだけ頑張っても…俺ら…付き合えねぇんじゃねぇの…？ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ｣









そしてその涙がAちゃんの頬に零れ落ちた









ﾎﾟﾛｯ…









ﾊﾟｧﾝ＿＿＿＿









すると突如Aちゃんが光出した









ﾎﾟﾝｯ









そして＿＿









Aちゃんの姿が人間に戻ったのだった









さ｢…A…ちゃん…ｯ！？泣｣









A｢さとみ…く…っうぁっ！｣









俺はAちゃんに飛びつき思いっきり抱き締める









さ｢もう…俺から離れんなよ…てか俺の前から居なくなるな…ｯ｣









A｢わかってるよぉ…笑 私だってもうさとみから離れたくないもん…///｣









！？！









待って…今Aちゃんが俺の事









“ さとみ ”









って言ってくれた…！









待ってやべぇ ドキドキする









嬉しい… こんなに名前呼ばれるって嬉しいんだなぁ









さ｢今 さとみって言ったでしょ？ﾆﾔｯ｣









A｢っ、！？か、勘違いしないでぇっ！が、噛んだだけだよ…噛んだだけ…//｣









さ｢…そーなのぉ？笑 でも…もう1回Aちゃんに “ さとみ ” って呼んで欲しいなぁ…!｣









A｢ふぁ！？そ、そんなの無理に決まってぇっ…！｣









俺はしょんぼりした顔を見せる









A｢…わぁかぁったぁってぇ！さとみぃ、、、はいぃ、これでいいんでしょぉ？///｣









やっべ笑 可愛すぎんだけど









そしてAちゃんは顔を凄い赤らめている









だけどそれ以上に俺も照れすぎて顔が熱い









多分俺今めっちゃ顔赤い









さ｢その…あのさ…？// これからもさとみって呼んでよ さとみくんじゃなくてさ｣









A｢えっ…！？それは無理ぃ！………………恥ずかしすぎるよぉ…///｣









さ｢そ、そっか………｣









そうして俺は又しょんぼりする

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