オクタヴィネルの男の娘

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レオ「はっ、白々しい」

「俺が行く事はもう既に伝わってるはずなのになぁ...支配人さんよぉ」


アズ「ふふ、そうですね。」

レオ「チッ」



アズ「では、本題に入りましょう。」
「僕に相談というのは？」


レオ「...〜〜薬が欲しい」

アズ「この薬ですか...
勿論あるにはありますが理由をお聞かせ頂いても？」

レオ「あ？何でそんな事まで言わないといけないんだ。」


アズ「万が一の為ですよ。
もしその薬を使って犯罪をおかされたらこちらも損失が出ますからね。確認も兼ねてです。」

「勿論守秘義務は守りますよ。」


レオ「................
今度のマジカルシフト大会の為だ」


アズ「ふむ、まぁ今はそのくらいの情報で許しますよ。」


「ですが」


レオ「あ？」


アズ「此方に損失が出た場合、契約違反としますのでご注意を。」



「それと」

「お忘れかと思いますが」


「物事には何事にも対価が必要なんですよ。」


レオ「チッ...何が望みだ」

アズ「ふふっまたそれは後ほど伝えます。」



ガチャ
レオ「チッ、おいラギー！行くぞ」

ラギ「了解っス」


ラギ「そんなに嫌だったんなら契約は止めておけばおけばよかったじゃないんスか？」

レオ「おい、覚えとけラギー
アイツらがタダで何でも屋なんてやる訳ねぇだろ」

「腐ってもNRCの中の一寮長だ、性格だってひん曲がってんだよ」


ラギ「でもそれならAと契約すれば良かったんじゃないっスか？」

レオ「あいつのユニーク魔法は俺も詳しく知らないからな、そんな賭けに出る必要はねぇ」

ラギ「ふぅん、そういうもんなんスね。」





『アズール！』

『真逆レオナだったんだね〜契約しにくるの』

フロ「俺もちょっとびっくりしたぁ〜」

アズ「ふふ、この契約でもっとモストロラウンジの客足を増やすために生かしていきたいですねぇ」

アズ「さ、薬の準備を始めますか」


ジェ「変わりませんねぇ、アズールも」

『ほんとな...』

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