↑ 人 × 人 ↓ 【オリジナル】

無駄な人生5 ページ6

「コンビニでも行って買ってくるか。。。」

ていうか、今何時だろ

そう思い時計を見てみると7時30分だった

外はもう結構暗いし、危ないとは思うけど

空腹には耐えられない

先ほど、冷蔵庫を覗いて見たが食べれそうなものがなかった

もし、おそわれそうになったら得意の飛び蹴りをお見舞いしてやればいい

私は財布を持って外へ出た

「はぁ、可愛い妹を一人にさせるなんて」


自分で可愛い妹というのは言い過ぎたか

まぁ、いい

早くコンビニに行って帰ろう



何分か経つとコンビニが見えてきた

中に入り何にしようかと迷っていた


「唐揚げ弁当食べたい。。。」


何故だか分からないが急に唐揚げ弁当が食べたくなったので

唐揚げ弁当にすることにした

「Aさん。。。？」

唐突に名前を呼ばれた

振り返ってみるとそこには

同じクラスで隣の席の「北野 涼」くんが立っていた

「涼くん？」

私達は隣の席という仲だけで、それ以上でもそれ以下でもない

「どうしたの？何か用？」

涼「そうじゃないけど。偶然居たから声をかけただけ。一人なの？」

涼くんは無口でクールな性格だ

話し方もそんな感じ

「うん。あ、私もう行くから」

そう言って立ち去ろうとしたが

涼「待って」

「なに？」

涼「送ってくよ。一人なんでしょ？危ないよ。最近ここら辺不審者でるらしいし」

「え、いいの？迷惑じゃ。。。」

涼「いいから。さっさと会計済ましてこよ」

「う、うん」


何ていい人だろ

バカ兄貴共。少しは涼くんを見習え！

。。。なんてね

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