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green*2 ページ16

あ「…間に合った」

葵「おはよ。
朝からぐったりしてんね(笑)」

あ「ちょっと寝坊しちゃって…」

葵「なるほどね。
今日も騒がれてたね。おふたりさん。」

あ「え?」

葵「あんたと二階堂くん。」

あ「あー…別になんでもないのにね?笑」

葵「まあ、どっちもルックスいいからね(笑)
注目浴びるのもしかたないか。」

あ「葵に言われたくないんですけど?笑」



葵のがモテるくせに。
私なんかいっつも高嗣といることで
なかなか男子と絡むことないんだから…



なんか青春を損しちゃってる感じ?笑



二「Aー?」

葵「噂をすれば(笑)」

二「ん?噂って?」

葵「ううん。何でもない。笑
Aに用事なんじゃないの?」

二「あ!そうだった!
これ、自転車のかごに忘れてた」

あ「え…お弁当。ありがと」

二「帰ったらAママに報告しよーっと(笑)
Aがお弁当忘れてましたーって」

あ「いや…それはやめていた…って、行っちゃったし」



ほんと、それだけは勘弁してほしい。
うちのママ、見た目からは想像できないくらい怖いんだから。



葵「ほんと仲いいね」

あ「そう?こんなもんじゃないの?幼馴染って」

葵「まあ…でも、高校生にもなっていつまでも仲いいなんて珍しいんじゃない?」

あ「そうなのかな?」



ずっとこんな感じだったから
私たちが当たり前なんだと思ってた。



.

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作者名:kaaanaaa | 作成日時:2014年6月25日 21時

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