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『あのね 。あの日先生に雑用頼まれて手伝ってたって言ったやん、』
「おん 。」
『あれな、ほんまは早くに終わっとってん 。』
「え ??」
『早くに終わったから図書館向かってんけどさ、
入った時に 女の子がしげに告白してるん
聞こえちゃってん 。』
「なるほどね 、それで?」
『その ... しげがその子と付き合っちゃうんかな
とか、色々考えちゃって』
「逃げちゃったんやね 。」
『そう。ごめん。』
「1つ言いたい事あんねんけど 。」
そう言ってしげはまた真剣な顔に戻った 。
やっぱり怒るよね、怒って当然。
「あのさ ...」
『うん 、』
.
「好き」
キーンコーンカーンコーン
『え ?』
「やばっ授業やん 。
授業サボったら今日アイス奢りなあ 〜 (笑)」
えええええ、ちょっと待って 。
パニック 。
それより授業行かなきゃ 。アイス奢りになる。
私はとにかくダッシュで教室に向かった
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作者名:ナツメ | 作成日時:2017年7月12日 16時