スカイブルーのベゴニア ページ2
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あの後結局風間さんに止められて。残念ながら迅への復習は叶わなかった
三「Aさん。準備出来ました」
貴「了解。待って〜すぐ行く」
時は流れて、C級正式入隊日。
あたしは三人の事が心配だからと先輩の特権を振りかざし、付いていくことになった
入隊するのは遊真と千佳ちゃんだけだ。しかしメガネ君も転属手続きがあるので、実際は三雲隊総出なのである
貴「そう言えば、メガネ君銃手になりたいんだって?」
本部までの道のり。
昨夜あまりにもとりまるが悩んでいたので気になって聞いてみた。
三「…はい。実はそうなんです」
貴「別にやめろって言ってるわけじゃない。だけど、これだけは肝に命じててほしい
. 辞めたいたら辞めればいい。ただ、自分が弱いって認めたことになるだけだ」
辞めた辛さは、あたしがよく知ってる。自分の弱さを知っているのは自分だけ。
諦めた惨めさは、あたしがよく解ってる。心の苦しみを理解しているのは心だけ。
貴「遠征を目指すなら、A級部隊のうえをいかなきゃならない。覚悟はある?」
空「そんなのあるに決まってんじゃん」
先程まで前で歩いていた筈の遊真が隣に立っていた。
遊真が「俺達にはないと思ったの」と聞いてきたので首を横に振った
貴「ただ……」
「確認しただけ」とは言えない。そうしたらきっと遊真に嘘がバレるからな。
きっとここで言ったならば、少なくともメガネ君は確実に気を遣う。
だって言えないじゃん。
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あたしが遠征メンバーから外されたこと。
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アメ - 切実に早くくっついて欲しい!早よくっつけやあああ!! 面白いです!更新待ってます! (2021年11月10日 20時) (レス) @page16 id: cfd8dfa5f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:芽吹 | 作成日時:2016年3月9日 14時