青色〜after story ✴︎ (ページ49)

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Aとめめ、なべさんがいろいろありすぎてたけど…
あたしたちが首突っ込む問題ではないし、

何か相談されたら一緒に悩む、くらいでいいかなって。

あたしたちも大人だし。

結婚式、なべさんとAの2人の幸せな姿で見てもらうことはできなかったけど

2人とも参加してくれたし、辰哉の友達もたくさんお祝いしてくれた。

二次会のあとはてっきり解散かと思ってたのに
まさかのサプライズでホテルをとってくれてたみたいで。

「うわーーー、最高…。」

部屋からの夜景が最高に綺麗で、
手には指輪が光ってる。

隣には最愛の人。

こんなに最高の夜は人生で今日だけかな。

深「優菜、きっと幸せな未来が待ってるね」

「うん、これ以上幸せでいいの？」

深「当たり前じゃん。もっと上目指そ。」

「世界一だね、あたしたち。」

深「宇宙一幸せにする。」

どちらからともなく、夜景を背にキスをする。

そのまま甘い夜を過ごした。

次の日の朝、起きるのが遅くて朝ごはんに間に合わず。笑

チェックアウトギリギリに起きちゃったから
慌てるのもよくないし、延長することに。

「幸せすぎるとよくないね。笑」

深「今日くらい許してよ、笑」

少し散らかった部屋を片付けながら

帰る準備。

「はぁーっ、もう現実かぁ」

深「夢じゃないからな！？」

「分かってるよ笑
さ、行こうか？旦那さん？」

深「…いいね、それもっとちょうだい」

「調子乗んな誰のせいで遅れたと思ってんの」

深「すいませんでした」

男を立てたい気持ちもあるけど

やっぱり実権は握っておきたいじゃん？

辰哉の場合、何にお金使うか分かんないし
またすぐ可愛い女がいたらそっち行っちゃうし

ちゃんと捕まえておかないとね。

それからしばらくして、

Aとなべさんも無事にヨリを戻して、なんと結婚までするって言うんだからビックリだよね。

おめでとう！A！

これからも家族ぐるみで世界一幸せになろうね！！

「ふふ、初めて会った時から夢じゃないかと思うくらい幸せだったよ、そうじゃないときもあったけどね」

深「人生かけて夢以上に幸せにしてやるよ」

Fin.