20 ページ22
、
大きな荷物と共に家を出る
大家さんにお礼のお菓子と鍵を返し駅へ向かう
キャリーケースをごろごろと鳴らし道を歩く
と、声を掛けられた
「あ...?おいお前。んな荷物持ってどこ行く気だ」
「あれ、__さん。久しぶりですね」
今はあんまり会いたくなかったな。
懐かしくて、気が揺らいでしまう
__
「...そうか。それが悩んだ結果なら止めねェよ。
でも、寂しくなるな」
そう、微笑む
いつものしかめっ面はどうしたんですか、なんて
笑ってしまう
「ふふ、らしくないですよ。そんな事言われると残りたくなっちゃいます。でも、もう決めたので。」
「まァ、あれだな。たまには顔出してくれや」
俺はお前のこと忘れねーから
なんて。
「な、んで今そんなこと、言うんですか...!」
溢れ出す涙、止める術は分からない
「わ、悪ィ、泣かせるつもりは無かったんだが...」
柄にも無くわたわたと慌てる
それがおかしくて、泣きながら笑ってしまう
「...ありがとうございます、最後に話せて良かったです。」
「...あァ」
「...銀時達と、仲良くしてくださいね」
「それは...努力すらァ」
最後は笑ってお別れだ
「今までありがとう
__________________土方さん。」
桜が散る季節
花びらと共に、かぶき町を離れる
235人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わか(プロフ) - なんぱんさん» こちらこそ読んでくださってるなんて驚きでしたありがとうございます(TT)(TT) (2020年7月20日 18時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
なんぱん(プロフ) - 書かせてもらっております!笑 読んで下さっている事にビックリしすぎて胸が締め付けられました泣← ありがとうございます...!(号泣 (2020年7月20日 17時) (レス) id: e422bd51e5 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - なんぱんさん» あぁぁぁありがとうございます(TT)っていうかなんぱんさんって「嫌いだよ、銀時」書いてる方ですよね!??いつも読んでます、更新頑張ってください!!!笑 (2020年7月20日 17時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
なんぱん(プロフ) - わかさんーー!ここまで執筆お疲れ様でした!後編も楽しみにしてます...! 毎回、次の言葉をドキドキしながらスクロールさせてもらってます(( 勿論評価は1番右です(親指グッ (2020年7月20日 16時) (レス) id: e422bd51e5 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - ゆらゆらさん» 1番だなんて...!ありがとうございます(TT) (2020年7月19日 22時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:わか | 作成日時:2020年6月8日 20時