雨音が響いていますね 【坂田銀時】

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､















両親から手紙が届いた














Aへ



お元気ですか｡


手紙を書くのも久しぶりだね

地球､というか日本は桜の季節だね｡花見した？

私とお父さんは前回の星から自然が豊かで空気が綺麗

な星へ移りました｡食べ物もとっても美味しいの｡

江戸での一人暮らしにはもう慣れた？

夜1人で歩かないでね､危ないから｡

帰る日はまだまだ先だけど､会える日を楽しみにして

います｡その時は言ってた彼氏さん紹介してね､

お父さんが変なやつだったらぶっ飛ばすって言ってる

から気を付けてね｡



父と母より

























宇宙の星に惹かれた両親が星巡りをしたいと言って､

私も連れていこうとしたけど､断った































江戸に行きたい
























そう私が言ったから





















最初は驚いた2人だったけど､快く許可してくれた


































そのときに言われた母の言葉
















｢貴方もそろそろ20になるんだから相手を見つける
努力もしなさいね､この人となら辛い事があっても
大丈夫って言える人を｡｣




































その相手が銀時だと思っていた｡





























この人と､最期まで一緒に生きたいと｡





































母の言う辛い事って､今みたいな状況なのだろうか


















































会いたくないと言われた相手が将来を一緒に過ごす

相手なのだろうか




























きっと違うのだろう


















































それでも､私はあの人の事が好きだ

























＿＿




























人生には大切な人が2人いる













どこかでそんな言葉を聞いたことがある










































1人は人生の幸せを教えてくれる人

















































もう1人は別れの辛さを教えてくれる人











































































銀時は後者だったらしい｡

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