雨音が響いていますね 【坂田銀時】

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ある夢を見た








































｢銀時の阿呆！くそ天パ！！私のプリン返せ！！｣




銀｢んなの名前書かずに置いとくのがわりィだろ､
俺は悪くねェ｣



｢ふざけんな！！楽しみにしてたのに！！｣




銀｢しつけーな､もう食っちまったんだから仕方ねー
だろ｣





















仕事から帰って家に帰ると合鍵を使った銀時が

リビングで寛いでいた















そこまではいいのだが､机の上にある空のプリン容器






















楽しみに取っておいた､少し高級なプリン
















｢ご褒美プリンだったのに...！これだけは許さない！｣















仕事で疲れてるこの状況にこの追い打ちは怒りが

収まらない















ベッドにあったクッションを銀時に投げつける










｢私のプリン返せ！！｣















いてて...とクッションを置いたあと



































銀｢なに？今日のお前めんどくせェ｡だるいんだけど｣














(あ...)
























こんな言葉､喧嘩をよくする私達にはどうってこと

ない言葉だ





















だけど､今日の私は少し違って｡





































仕事でお客さんに理不尽なクレームをつけられ､

気持ちが暗いまま仕事をしたら皿を割ってしまって




























結構､メンタルがやられていて｡





































そんな時にめんどくさい､だるいなんて言われると

だいぶ抉られる







































｢...あぁ､うん｡｣
























いつものように言い返してこない私に違和感を

感じたらしくこちらを振り返った














































銀｢...は､お前なんで泣いてんの？｣






















｢泣いてない､ちょっと外出てくる｣






















意味の無い否定をして､外へ出た




























こんな事で泣いてしまうなんて｡






















(私ってやっぱり弱いなあ...)





























仕事の事を引きずって銀時に八つ当たりの様なことを

して､面倒と思うのは当たり前だ









































こんな私が銀時の恋人でいいのだろうか｡

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