42.【バレーボール談議】 ページ44
お互いこれから授業を受ける教室へと向かう…が、階段の一段目に足を掛けて、私はふと思い廊下へ早足で戻る
A「いやいやいや、待って待って！？…何が？何の話さ影山君！」
振り返った先には彼はいない…相変わらず足が早いことで…
彼は何を確認したかったのだろうか？
そう言えば最近、影山君は練習に誘ってくれることが多かったが…一繋さんのお家で翔陽君と練習することが増えてなかなか時間を作らないでいた
この日は時間が経つの早く感じる
あっという間に放課後になり、生徒会会議も終わり帰宅時間になった
靴箱に向かうと部活終わりの影山君がそこにいた
A「ごめんね、待たせたよね？」
影山「いや、俺もさっき片付け終わってきたところ…」
A「それは何より…それで、何か確認したいことがあったのかな？」
影山「えっと…その…」
言葉を選んでいるのか、なかなか言い出せない影山君…
いつも翔陽君に対しては反射の如きスピードで言葉を発していると思っていたのだが…
これは思った以上に何か思い悩んでいる事があるのではないだろうか…？
A「わかった…じゃあ、バレーの話しよう！言い出せそうなタイミングで、話を切ってもらっていいからさ」
自分でもなかなか唐突な切り出し方だと思うが、私にも彼にとってもこういう時こそバレーの話が繋げてくれる
議題(？)は�狄燭旅況發亮臚蓋△話�か��
A「攻撃の流れってさ…レシーブで拾って、トスを上げて、スパイカーが打つ…では、攻撃の主導権を握っているのは誰か？」
影山「スパイカー？」
A「うん、私もスパイカー自身だと思うんだよね
…セッターが出来ることは、点を決めるスパイカーにただ気持ち良く打ちやすいトスを上げること」
スパイカーに余裕ができればその分できる事が増える…助走距離の確保、相手の守備位置確認…全てはチームを最高の状態に導くため
A「ゲームメイクをするのはいつだって、どのスポーツだって、司令塔的な役割を与えられている立場の人…
でも、最後は攻撃手に託す…そんなポジションがセッターだと思う…まぁ、小学生レベルのレシーバーの視点から言わせてもらうとだけどね…」
参考にならないかな…と言葉を付け足す…
影山「そんな事ねぇよ、月見山はやっぱりすごいな…他人の気持ちを汲むのが上手い…」
彼は改めて私に向き直る、その目はバレーをしている時と同じくらい真っ直ぐで真剣だった…
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時雨(プロフ) - ハイキューオタクさん» ハイキューオタクさん！！読んで頂き本当にありがとうございます！！一日で！？凄い！ありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいです！！お話は�爐海海泙任僕泙┐燭い覆´瓩隼廚い弔弔眞罅甲翕喩消爾砲覆辰討靴泙�事もあるので( ；∀；)これからも更新頑張ります！ (2021年6月5日 1時) (
レス) id: 74ffe8a644 (このIDを非表示/違反報告)
ハイキューオタク - 一日で全話読みました！一話読むと、つぎの話が気になって仕方がなかったです笑 (2021年6月3日 6時) (レス) id: c4cac8733c (このIDを非表示/違反報告)
作者・時雨 - あこさん！！コメントして頂き本当にありがとうございます(*≧∀≦*)ここ最近はなかなか執筆できず、申し訳ありません(/ _ ; )こうして感想を書いて頂ける事をとても光栄に思います！！近日中にはまた更新を再開しますので、どうぞ宜しくお願い致します！ (2020年4月2日 1時) (レス) id: d4c8cf5f81 (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - 一気に最新話まで拝見させて頂きました！描写を一つ一つ丁寧に執筆されている所が非常に良かったです…そして号泣です。有難うございますm(__)m続き、楽しみにしています！ (2020年3月25日 3時) (レス) id: 5180ecc88d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨 | 作成日時：2020年2月13日 1時
