66話 ページ18
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「…これで、いいんだ。これで…。」
部屋に戻り、ベットに身を沈めると手をかざすように手を上に。
突然過ぎる別れはきっとゆずも混乱してたと思う。
それでも、従ってくれたのは幼くして賢いってこと。
ゆずは、きっと幸せになる。
いや、むしろこっちにいない方が絶対に幸せになるんだ。
預ける人を間違えてるかもだけどそれでも、多分大丈夫。今日会って確信したから。
だから私は私で、私を守ればいい。
手をぎゅうと握り締め、大きく息を吸いこんで吐き出す。
このまま無残に散るなんてもったいない。
少しは爪痕を残して散ることにしよう。
ラストがどうなるか分からないけど、そのシナリオに身を委ねることにしよう。
自分ならやれる。
そう、暗示をかけて眠りについた。
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──
─
「……成程な。あの妹を逃がしたか。」
「ええ、あともう一つお耳に入れておきたいことが。」
「何だ、言ってみろ。」
「……先のマフィアどうやら___。」
それを聞いた瞬間ボスの顔は大きく歪み、近くにあった花瓶を割った。
それに驚き部下は肩を揺らす。
「あの、小娘がッ…!!」
「処分するのは少し待たれては?…もう少し…駒として使えばよろしい。」
「……ふん、あの目が気に入らないけどな。まあ確かに使えないことはない。」
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新門アカツキ(プロフ) - かっこよ...っ!もうムリ...辛い...。あんなカッコイイオーナー書ける(描ける)様になりたいよー(泣) (2018年6月13日 20時) (レス) id: d9194b6661 (このIDを非表示/違反報告)
大天使 - んんんんんんめっちゃ続き期待…!!!こんな面白い展開初めて…毎日確認しにここに来ますね(笑)更新楽しみにしてます!頑張ってください…!!! (2018年4月7日 23時) (レス) id: 1297ac7e3b (このIDを非表示/違反報告)
あるてぃめっつ(プロフ) - いいとこでお話が……!夢主ちゃんは散るには勿体ないのでカラ松さん早く助けて…!!更新楽しみにしてます!評価……評価が足りない…… (2018年4月1日 10時) (レス) id: 3614360162 (このIDを非表示/違反報告)
ゐち(プロフ) - 来夢*゚さん» 元シバ、ゐちです!フレ、フレ、ラムちゃーん!頑張れ頑張れおーーっ! (2018年4月1日 2時) (レス) id: 1c78cabc1b (このIDを非表示/違反報告)
来夢*゚(プロフ) - シバさん» シバさん毎度毎度コメントすっごく嬉しいですっ、ありがとうございますー!面白いだなんてそんなそんな…!笑 応援頂けたので全力で頑張りマッスル! (2018年3月31日 21時) (レス) id: 522dbc585e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:来夢*゚ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/raimu2/
作成日時:2018年1月23日 17時