ヤンデレクラッシャー少女 【おそ松さん】

結構やばめな事件発生 ページ28

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｢先生の変態。｣


｢……いちまっちゃんみたいな趣味はないけどお前にそーゆーこと言われると興奮するわ。｣


｢それはそれでキモい。｣



きゅるん、と効果音がつきそうなほど甘ったるい声を出して気持ち悪さを狙おうとしたんだけどそれも水の泡。

そもそも一松先生にそんな趣味があったのか、かなりやばい方のカミングアウトだぞ先生。



大人のそういう事情は聞きたくなかった。
決して聞きたくなかった。

明日から一松先生のことどんな顔してみればいいの？

アッッ私に明日は来ないかもしれないんだったうっかりうっかり。




｢どーするA〜？大人しくするパターンが一番無駄もなくて効率がいいと思うんだけど…？｣


｢効率がいいのはお粗末…ごほん、おそ松先生の都合なんじゃ……すみません黙ります。｣




目の前の人問答無用みたいな顔してテープ剥がしてたよ！？せめてなんか喋れや！！


そもそも黙らせたら答え聞けないだろって！



｢すみません、ちょっと口開いていいですか？｣


｢ん？俺のモノになるって回答以外なら口塞ぐからね？｣


｢……ええ、なにそれつら…ちょ、誰も否定してませんって！その凶器とりあえずしまって！！｣



まさか身近にあるものが凶器になり得るなんて誰も思いもしないよねぇ…この状況どうにも出来ない…？

……もう鬼ごっこは勘弁なんだけど一縷の望みにかけてやってみるかぁ…。




｢……分かりました。じゃあさっさと行きましょうか。｣



先生が扉を開いた瞬間、それがゲームの始まりさ(効果音付き)





と、思いきや。






｢…お、マジで！？……珍しく従順で偉いじゃん…！じゃあ弟達でも呼びますか〜。｣




は？え、ちょ、……待って？
一体どういうこと？





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一致団結は時に無慈悲→←通じない堅固な壁にぶち当たる

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