ヤンデレクラッシャー少女 【おそ松さん】

逃げ場がないなら作るまで ページ25

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｢ぐ、…挟み撃ちだなんて大人気ない！！｣

｢フッ、何とでもいえばいいさ。そもそも人間は欲しいものの為に手段を選ばない種族だからな。｣

｢それ屁理屈！！｣



こんなか弱い女の子相手に何を本気になってるんだか。逃げ場はないぞ、と威圧をかけられつつも少しずつじりじり近寄ってくる二人に必死に頭を張り巡らせる。

大丈夫、私ならできる。
伊達にヤンデレクラッシャーの名前を名乗ってるわけじゃないからね。




逃げ道がない？


…それなら、作り出すまでだ。





あ、今の私のセリフに惚れた？
惚れて？…よし惚れたよね？

そんな女の子はぜひとも一緒に遊びに行きませう。この馬鹿共と一緒にいて疲弊している私の体を全力で癒してください。




突然走り出すと他称天使先生の方向へ一直線。
意味が分からなそうに首を傾げた天使松先生に向かって向こう側、遥か遠くを指さし一言。




｢十四松先生っ！！あっちの方向にサンタがいる！！｣

｢…へ！？この時期にっすか！？どこ？どこどこ？｣

｢…んなのいるわけないじゃん！お先っ！！｣




初歩的なやり方だけど、十四松先生にはこれが一番効く。目の前にいたのが十四松先生で本当によかった。


そのままその場を振り切るように十四松性の脇をすり抜けては再び走り出した。






後ろを確認、よしいないな。

呆然としてるんだろう、…多分。
私とは全く関係ないからどうでもいいけど。



…早く荷物まとめて帰ろ。
そう思ってさっきいた部屋の方にUターンを始めた。






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誤字松先生は今日もお粗末→←悪魔が二倍になればそれは魔界

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