ヤンデレクラッシャー少女 【おそ松さん】

反応式に矛盾は有り得ない ページ12

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｢いやいやいやいや、チョロ松先生！？突然何、それ私の知る限りではかなりやばいやつだと思うんだけど！？｣



あの話から数十分後。授業の鐘が鳴り終わりを告げ、そのまま出ていこうとした途端手を引かれ引き込まれるように準備室の中へ。椅子の上に強引に座らされたかと思いきや突如目の前に現れたのは怪しい小瓶。



いやいや、ここは映画の世界かなんかか？それすっごく怪しいんだけど！？てか、小瓶にHCLって書いてあるし。それ塩酸でしょ。


｢…大丈夫、濃度薄いからちょっと視界効かなくなるだけだし。目が見えなくて頼ってくる風月さん…ああ、楽しみだなぁ！｣


｢うん、楽しみにしないで？それ普通に新聞載るような案件だから。てか、今までの穏和なヤンデレ空気はどこいったよ。一番ヤバいやつじゃん、突然どこショートしたの？精神科でも行く？｣


｢怖がらなくていいんだよ。ちゃんと目の中に垂らしてあげるからさ。｣


｢いやぁ、話噛み合ってないね、確実に幽霊と喋ってるでしょチョロ松先生。｣



顔面に近づいてくる手との攻防戦。ここで負けたら一生太陽拝めなくなる。それだけは嫌だ。まだこの目で見てないことたくさんあるもん！






｢…チョロ松先生、やってる事がおそ松先生と似たり寄ったりです。｣


｢…へ？あのクソ長男と同じなわけないだろ？僕は普通に風月さんが好きでやってるわけで。｣


｢いや、断言できますね。あのクズ長男と同じことしてます。準備室放り入れられたのチョロ松先生も知ってますよね？｣





その言葉にチョロ松先生の手がぴたりと止まる。いや、おそ松先生こういう時にしか役に立たないのかよ、てか何でそんなに嫌われてんだ。







少しの検討の後普通に帰されたよ。

…おそ松先生最強説浮上。メモしとこ。







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