１５４歩 ページ8
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「んじゃ、そっちから来てもらおうぜ。」
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「どうやって？」
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「『破壊神』を名乗るんだ。」
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「そんなんで釣れますの？」
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「釣れるね。」
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「その根拠を教えてくれる？」
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御坂が食いついた。
私はケータイからあるサイトに接続した。
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そのサイトとは佐天が開いてるサイトだ。
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「それ今あたしが…。」
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「このサイトのこのページには
『打撲軍隊』のことが書かれている。
書き込みは１０００件を超している。
この書き込みを始めたのが…。」
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私は操作して最初の書き込みの部分を見せる。
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そこには
『今噂の「打撲軍隊」知ってる？』と書かれている。
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「それが何か？
変な部分なんてどこにもないじゃないですの。」
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「文章は全然おかしくない。
見てほしいのは時刻だ。」
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時刻ぅ？と白井が目を凝らしてみる。
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「別におかしくないじゃないですの。」
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「初春、連中の最初の事件の報告書を出してくれ。」
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は、はい！と初春は端末を操作して
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「出ました。」
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と私のケータイの横に並べる。
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「同じ日付に…同じ時刻。」
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「それがどうかしましたの？」
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「まぁ、偶然と言っちまえば終いだけど
偶然じゃないとするとこれはおかしい。」
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「何でですの？」
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「連中の行動は軽く言うと軽い傷害事件だ。
それを『打撲軍隊』と言い始めるのはどこの誰？」
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「まさか、『打撲軍隊』が自ら名乗ったと言いたいの？」
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「同じ日付同じ時間。これが秒まで一緒だとすると何かしらの裏がある。
私はそう思う。」
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龍(プロフ) - あづささん» おねがいします☆ (2012年10月24日 18時) (
レス) id: cf5a570187 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - あづささん» ありがとうございます☆ (2012年10月19日 19時) (レス) id: cf5a570187 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - あづささん» 様って…。普通に『龍』だけでいいですよ。 (2012年10月18日 23時) (レス) id: cf5a570187 (このIDを非表示/違反報告)
龍(プロフ) - あづささん» はじめまして、『あづさ』さん。第１から読んでいただいてありがとうございます☆私なんかが師匠と呼ばれたら翌日ハリケーンが元気にやってきて日本が壊滅しちゃいますよｗ (2012年10月18日 19時) (レス) id: cf5a570187 (このIDを非表示/違反報告)
あづさ - はじめまして！！！！。この作品の第１シリーズからずっと読ませていただいています！。もぅ最高です！。龍様を、師匠と読んでもよいですか？ (2012年10月17日 21時) (レス) id: 41547708a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リュウ
| 作成日時：2012年9月16日 0時
