【銀魂】 腹黒少女の真選組生活２【沖田総悟】

64 アフロティック ページ26

山「ようやく落ち着いたみたいですよ。身体が悪いとはきいちゃいたが俺達が思ってるより病状はよくねェみたいで。倒れたのが屋敷前じゃなかったらどうなってたことか」

山崎も土方さんと一緒にいたらしい。とてもとても綺麗なアフロで。ごめんねザキ

山「それより旦那、アンタなんでミツバさんと？」

銀「…なりゆき」

煎餅を食べながら山崎と話す旦那

銀「そーゆうお前はどうしてアフロ？」
山「なりゆきです」
銀「どんななりゆき？」

山「で、椿さんは……まァ聞かなくても分かるしいっか」
貴「なんかムカつくから殺すぞ」
山「イヤホントすんませんハイ」

銀「…そちらさんは、なりゆきってカンジじゃなさそーだな」

旦那は、外に出ていた土方さんに顔を向ける

銀「ツラ見ただけで倒れちまうたァよっぽどの事あったんじゃねーのおたくら？」

土「てめーにゃ関係ねェ」

スパスパとタバコを吐きながらコッチを向かない土方さんに

銀「すいませーん。男と女の関係に他人が首を突っ込むなんざ野暮ですたーーー」
山「ダメですよ旦那ー。ああ見えて副長純情なんだからーー」
土「関係ねーっつってんだろーがァァ！大体なんでてめェここにいるんだ！」

それに怒り刀を抜く土方さん

山「副長落ち着いてェ！隣に病人がいるんですよ！」

それを全力で止める山崎

土「うるせェェ！大体オメーは何でアフロなんだよ！」

なんて会話をボーッと聞いていると

銀「……オイ」

旦那に声をかけられる

貴「エッ何ナンパですか？」

冗談混じりにそういうと睨まれた。イヤ嘘だってば

銀「テメーなんか喋んねーな。いつものお前だったら一緒にあのニコチン野郎の事笑ってるはずなのに」

貴「えーそうっすかねー。………どうもあたし沖田の姉のこと、好きになれやせん」

そう。なんだか好きになれないんだ。どうしてかもわからない

銀「……そうかい。テメーに持ってねェモンを持ってるからじゃねーのか」

旦那は頭を掻きながらそう告げた

その言葉にあたしは

貴「………あたしが持ってないモンを…………ねェ」

そう小さく呟いたのだ

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