【銀魂】 腹黒少女の真選組生活２【沖田総悟】

55 観覧車 ページ17

沖「観覧車に向かってますぜ。間違いねェﾁｭｰするつもりだ」

…お前何歳？

松「何！？そうなのか？」

沖「観覧車っつったらﾁｭｰでしょﾁｭｰするためにつくられたんですよあらァ」

ﾁｭｰﾁｭｰうるせーお前は鼠か

近「こうしちゃいられねェ！四の五の考えるのは後だ！いくぞ！」

そう言ってダッシュする局長隊長()
とっつぁんは誰かに指示をしている様子

ｸｸｯ
少し間があってから密かに笑う土方さん

貴「何考えてるんすか。気持ち悪ィ」

単刀直入に言うあたし

土「後で遊ばせてやる。だからついてこい、椿」

貴「なんか腹立つ。ついてきてください椿様といいなせェ」

土「もう遊ばせてやらn…」
貴「ハイハイ！わかりました！」

話が終わる前に適当に返事をする

土「いくぞ」

あたしは土方さんの後についていった

.

ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

ん？アレは…

貴「ヘリコプター？」

…野郎のヘリコプターだ。とつつぁんがさっき指示してたのはこれのことか

「殺し屋侍13。お命頂戴する」

そう言って構えるのは、栗子ちゃんたちの観覧車だ

土「いくぞ」

出陣ってトコ

近「なっトシ！A！？」

近藤さんたちは観覧車の屋根の上にいるあたし達に気づいて叫ぶ

土「トシィ？誰だそれは。俺は愛の戦士マヨラ13」
貴「と、ビッチ13…って誰がビッチだ」

そんな言葉にはお構いなしの土方さんが合図をする

土「人の恋路を邪魔するバカは消え去れ」

あたし達はバズーカーを撃ち抜く

ﾄﾞｶｱｱﾝ

松「プロペラが！」

野郎たちがのったヘリコプターは海へと落下して行く

土「二人いつまでも仲良くやりな。じゃあな」

そう言って後ろを向く土方さん

貴「じゃあなってこの世から去るってことっすか？冥土に行きたいんなら手伝います」

痛、頭ぶたれた

土「フン…惚れた腫れたも悪くねーかもな」

一人で呟く土方さん

貴「恋なんざただのお飾りにすぎねーよ」

あたしは彼と反対の事を呟く

そして観覧車が降りるまでまつか…と思っていた時

栗「待ってくださいマヨラ13様！」

栗子ちゃんの声だ。つーかオイ観覧車のドアあけてんじゃねーよ。アッ言わんこっちゃない七兵衛さん落ちちまったぜ？

栗「私と付き合ってもらえないでございますか！」

叫ぶ栗子ちゃん

土「はァ？！」

その言葉に動揺する土方さんは足を滑らせ
ﾄﾞｯﾎﾟｰﾝ
七兵衛と共に落ちていく

あたしはその姿を見て

貴「ホラ、愛だの恋だのそんなモン、ない方がいいんですよ」

欠伸をしながら呟いた

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