過ち ページ15
和也side
Aの様子が、おかしかった。
社長室に行く前から、何かを言われることが分かってるみたいで。
覚悟、してるみたいで。
心配だった。
《輝けるかもしれない人を、ここで押さえつける必要はない》
なぁ、A。
それは本当に、お前の気持ちなのか？
履歴書を見た時、その字をみて僅かに見開かれた目。
普通、初めての人間の筆跡見てそんな顔するかよ。
それで、確信した。
あいつは、Aは。
川上の事を知っていると。
あった事はない、筆跡だけは知っている。
つまりそれは、手紙が送られてきていたということ。
そして、内容はイヤガラセだろう。
Aは、川上を受け入れざるを得なかったんだ。
和「A！ちょっといい？」
例え、メンバー全員が騙されたとしても。
『どうしたの、かず』
俺だけは、ずっと味方でいる。
和「なんかあったら、すぐに相談しろよ？」
あの時の過ちをこれ以上、繰り返したくない。
『........いきなりどうしたの(笑)分かってる、ちゃんと話すよ。何かあったら』
でも俺は、あの過ちの大きさを。
Aの心に与えた傷の深さを。
全く、わかっていなかったんだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 324人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
キル・ハーヴェイ(プロフ) - Ｋさん» Kさん、嬉しいコメントありがとうございます！！仰るとおりだと思います。人間として、当たり前にあるべき経験ですもんね。 (2018年10月9日 22時) (
レス) id: cd5e72b2de (このIDを非表示/違反報告)
Ｋ - まだ途中までしか読ませて貰っていませんが、引き込まれました。アイドルの恋愛に関して、私はアイドルも一人の人間ですから、それを許さない、認めないのは、ファンの我が儘だと思います。むしろ、素敵な恋愛が、アイドルとしても当人を輝かせてくれるのでは？ (2018年10月7日 12時) (レス) id: 309d514d03 (このIDを非表示/違反報告)
キル・ハーヴェイ - 碧さん» コメントありがとうございます、大野くん了解です！ (2018年8月30日 15時) (レス) id: 56c309afaf (このIDを非表示/違反報告)
キル・ハーヴェイ - ひかりさん» ひかりさんごめんなさい、コメント返信してませんでした汗 ありがとうございます！ (2018年8月30日 15時) (レス) id: 56c309afaf (このIDを非表示/違反報告)
キル・ハーヴェイ - あちゃんさん» 続き読みたいってコメントちょー嬉しいです(*^o^*)大野くん了解なのです！ (2018年8月30日 15時) (レス) id: 56c309afaf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：キル・ハーヴェイ | 作成日時：2018年7月11日 23時
