甘々苺と恋しません？３ (ページ7)

今日:13 hit、昨日:30 hit、合計:232,013 hit

★お酒　《るぅりーぬ》ページ7

えんどーまめ様！ありがとうございます！

- 酔っちゃった、 -

＊莉犬くんの場合＊

「んふふふ、ももか～！」
　すっかり頬を真っ赤に染めて、抱きついてきたのは莉犬くん。
　仕事の席で飲んだ莉犬くんからは、ぷんぷんとお酒の匂いがしてくる。
「俺ねぇ～、酔っちゃったぁ～！あはははは！」
　お酒に強い彼もおかしくなっている。
　飲みスマとか言ってたなぁ。
　優しいから、負けたリーダーさんの代わりとかで莉犬くんが飲んだんだろうなぁ。
　でもここまでって、相当やばくない？
「あれぇ～？なんかぁ、ももかが違って見えるぅ」
『え、』
　ほら、変なこと言い出した。
「なぁんかねぇ、色っぽく見える～。
　美味しそ～、」
　紅みを帯びた顔で近づいてくれば、そのまま床に。
　近づいてきた唇は、そのまま触れ。
　離れるたびに彼から溢れる吐息でゾクッとする体。
『ちょっ、やだぁ、んっ、』
「えぇ～？カラダは素直なのにぃ～。
　……ん、邪魔だなぁ」
　服をもぎ取り、肌に噛みつく彼。
　彼色の紅い花がカラダ中に咲きました。
　その日は散々に鳴されました。
　次の日、記憶が残っている彼と私の間には、沈黙が舞い降りました。
「ごめんね…。次は気をつけるよ……」
　あからさまに落ち込む彼。
　別に嫌じゃなかったよ。
　これを言ってあげると、いつもの元気なわんわんに。

＊るぅとくんの場合＊

「ももかー！もっとくらはい！」
『ダメだよ、るぅとくん。お酒弱いんだから。
　もう酔ってるでしょ？』
「酔ってないれしゅ！」
『なんと言おうとダメです』
「う～、ももかがいじめるー」
　ぷくっと頬を膨らませて、可愛らしく拗ねるるぅとくん。
　宅飲みします！とか言って飲み始めて三十分。
　お酒に弱い彼はもう、顔を真っ赤にして今にも倒れそうです。
　宥めながら寝かせるためベッドに連れて行きます。
　寝て、と彼を布団に倒すと、
「…飲ませてくれないなら、ももかを食べます…」
　立場逆転。
　私を下にして押し倒すと、強引に口づけを。
「ん…、足りないです…。もっとください」
『あっ、ちょっと…』
　プチプチと服のボタンを外していき、あらわになった肌に彼は吸いつきました。
「っぅ、！ぷはぁ…。
　ももかちゃんの肌は跡つけると、わかりやすいです。
　あとはどこに付けようかな～？」
　器用に服をもぎ取られると、一晩中彼に跡を付けられます。
　そりゃもちろん。全身に。