★お酒 《ななじぇる》 ページ8
えんどーまめ 様! ありがとうございます!
- 酔っちゃった、 -
*ジェルくんの場合*
「ももか、そろそろやめーや?」
『ん〜、やぁだぁ。…あー取らないで〜』
貴方の手からやんわりとお酒の缶を取っていく彼。
お酒に弱い貴方がこれだけ飲んで、彼は少し呆れ気味。
「ほら、もういい子は寝る時間やからなぁ?
ベッド行くで」
『ももかはぁ、いい子じゃないからいかなぁい!』
「なに言うてるん?行くで!」
やだやだ!と駄々をこねる貴方を横抱きにして、ベッドへ連れて行く彼。
優しく下されれば、手を握ってくれます。
「ほら、はよねーや?」
『やだ、』
「まだ言うかい笑」
『……いっぱいちゅーして、ぎゅーしてくれないと寝ない!』
「えっ…、」
むくっと起きると、貴方は放心状態の彼の頬を両手で包みました。
「あ、ももか、?……っん、」
『ん、っん、はぁ、っん』
離れてくっついて、また離れて。
リップ音を鳴らしながらキスを繰り返します。
「あぁもう!ももかが悪いんやからな!」
腰を引っ張って、膝の上に乗せるとさっきより激しくキスを。
顔がとろんとしてきた貴方を見て、彼の理性は切れてしまいます。
「酔い覚めるくらい、激しくしてやるわ」
*ななもり。くんの場合*
『なぁーくーん!』
「はいはい…って、酔っちゃってるなぁ」
『お酒おいしいよぉ〜?』
「ん〜、よかったねぇ。
でももう終わりね?」
抱きついてきた貴方に水を飲ませながら、ベッドに連れて行く彼。
おやすみ、と背中を叩きながら寝かしつけてきます。
幼稚園児かなにかか。
酔うと無性に甘えた癖が出る貴方。
彼に一つお願い事が。
『ねぇ、かまって。なぁーくん』
「へっ!?」
貴方のお願いに驚きを隠せない彼。
「…構ってって、どういうこと?」
『いっつも夜にやってることで…』
「えっ……」
酔っている貴方を抱きたくない彼。
なぜなら、次の日に記憶が残ってないんですもん。
でも、頬を紅潮させて色っぽい目で見つめられると、我慢できない理性。
「今回だけだから…!」
なんて言いながら構ってくれる彼。
服を丁寧に脱がせて、やさしいてつきで触ってくる彼。
甘い声を漏らして彼に委ねます。
「声出しすぎじゃない?」
いつもみたいに激しくしてほしくて、お願いすると、
「もう、俺以外の前で飲まないでねっ、!」
約束を取り付けてから、お願いを聞いてくれます。
ま、次の日。記憶飛んでましたけど。
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作者名:旭 | 作成日時:2020年2月10日 19時