検索窓
今日:2 hit、昨日:11 hit、合計:231,962 hit

★お酒 《ななじぇる》 ページ8

えんどーまめ 様! ありがとうございます!

- 酔っちゃった、 -


*ジェルくんの場合*


「ももか、そろそろやめーや?」
『ん〜、やぁだぁ。…あー取らないで〜』
 貴方の手からやんわりとお酒の缶を取っていく彼。
 お酒に弱い貴方がこれだけ飲んで、彼は少し呆れ気味。
「ほら、もういい子は寝る時間やからなぁ?
 ベッド行くで」
『ももかはぁ、いい子じゃないからいかなぁい!』
「なに言うてるん?行くで!」
 やだやだ!と駄々をこねる貴方を横抱きにして、ベッドへ連れて行く彼。
 優しく下されれば、手を握ってくれます。
「ほら、はよねーや?」
『やだ、』
「まだ言うかい笑」
『……いっぱいちゅーして、ぎゅーしてくれないと寝ない!』
「えっ…、」
 むくっと起きると、貴方は放心状態の彼の頬を両手で包みました。
「あ、ももか、?……っん、」
『ん、っん、はぁ、っん』
 離れてくっついて、また離れて。
 リップ音を鳴らしながらキスを繰り返します。
「あぁもう!ももかが悪いんやからな!」
 腰を引っ張って、膝の上に乗せるとさっきより激しくキスを。
 顔がとろんとしてきた貴方を見て、彼の理性は切れてしまいます。
「酔い覚めるくらい、激しくしてやるわ」


*ななもり。くんの場合*


『なぁーくーん!』
「はいはい…って、酔っちゃってるなぁ」
『お酒おいしいよぉ〜?』
「ん〜、よかったねぇ。
 でももう終わりね?」
 抱きついてきた貴方に水を飲ませながら、ベッドに連れて行く彼。
 おやすみ、と背中を叩きながら寝かしつけてきます。
 幼稚園児かなにかか。
 酔うと無性に甘えた癖が出る貴方。
 彼に一つお願い事が。
『ねぇ、かまって。なぁーくん』
「へっ!?」
 貴方のお願いに驚きを隠せない彼。
「…構ってって、どういうこと?」
『いっつも夜にやってることで…』
「えっ……」
 酔っている貴方を抱きたくない彼。
 なぜなら、次の日に記憶が残ってないんですもん。
 でも、頬を紅潮させて色っぽい目で見つめられると、我慢できない理性。
「今回だけだから…!」
 なんて言いながら構ってくれる彼。
 服を丁寧に脱がせて、やさしいてつきで触ってくる彼。
 甘い声を漏らして彼に委ねます。
「声出しすぎじゃない?」
 いつもみたいに激しくしてほしくて、お願いすると、
「もう、俺以外の前で飲まないでねっ、!」
 約束を取り付けてから、お願いを聞いてくれます。
 ま、次の日。記憶飛んでましたけど。

★お酒 《さところ》→←★お酒 《るぅりーぬ》



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (272 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
413人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2020年2月10日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。