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★グループ海デート  さとみくん ページ39

とーふ 様! ありがとうございます!

- 今は夏!今は夏! -


「おりゃあ!」

『やったな?…おらっ!』

 海に入って水を掛け合う私たち。

 手で水鉄砲を作って、掛け合ってるけど、

さとみくんが異常に強い!

 狙った所は絶対当てますみたいな。

 さすがライオン。←

「顔を集中攻撃!いけっ!」

『ぶしっ!』

「ヒットォー!!」

 仮にも彼女なんですけど。

 扱い酷すぎません??

『酷いっ!鼻に水入っちゃったよ!!』

「ははははは笑

 それ地味に痛いやつやぁ〜!」

『笑い事じゃない!』

「ふひひひ、ごめんごめん笑

 ほら、ふんっって。ふんっ!」

 扱い方、子供じゃない?

 幼稚園児相手の喋り方よそれ。

「いや〜楽しいわ〜」

 ラッコのように空を見ながら

浮かぶさとみくん。

 純粋に海を楽しんでくれててよかった。

 最近、二人で一緒にいることが

少なくなってきて、大人数だけど、

こうやって外で遊ぶのも結構あり。

「水着姿のももかも見れたし。

 満足満足」

『そうですかよかったですねー(棒)』

 適当に相槌を打ってると、さとみくんは

急に真面目な声で話しかけてきた。

「ねぇ、俺さ海でやりたいことあんの」

 嫌な予感しかしないけど。一応聞いてみる。

「俺、海でやってみたい」

 絶対無理。

 そんなことを言う前に、彼は私の方に

泳いで来ていて、腰を引き寄せられた。

 泳ぎが苦手な私が彼より先に逃げる

なんて無理な話。

「抵抗しない、抵抗しない。

 溺れるだろ?」

『っ、無理だからっ!

 海だよ?人いっぱいいるんだよ?

 嫌だよ!』

「ん〜良いじゃん別に〜。

 恥ずかしがってるももかを見せて、?」

 なんて言いながら、背中に手を回して、

紐に手をかけるさとみくん。

『え、ちょっ、あっ、』

 パラリと外されてしまい、私の手に外れた

水着を持たせて。


「ほら、しっかり抱きついてないと

 見えちゃうよ?

 周り、男ばっか」


 恥ずかしくなって、ギュッと抱きつくと

んふふと笑うさとみくん。

「その顔いいね?そそる」

 勿論彼も水着。

 パーカーは来てるけど、前が開いてるから

肌と肌が密着して。

「すんごいどくどくいってる。

 柔らかい…」

 後ろにも手を滑らせてきて……。

 でもそのあとは、近くの岩陰に隠れて。

「あんまり声出すなよ?

 あ、バレていいならいっぱい鳴いて?」

 やっぱり意地悪だ。






  fin.

セーフ……?

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作者名: | 作成日時:2020年2月10日 19時

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