甘々苺と恋しません？ (ページ19)

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★ドッキリしてみた　　《子供組》　ページ19

ぱーぷるうさぎ。様！ありがとうございます！

- 血、吐いちゃった、吐血ドッキリ -

＊莉犬くんの場合＊

『ゴホッ、！』
　咳をした途端、口に忍ばせていた袋の封切って、ドッキリスタート。
「えっ！？
ももか！？どうしたの！大丈夫？」
　貴方の口から出た血を見た瞬間、もの凄く焦ります。そして、タオルを大量に持ってきてくれます。
「大丈夫！？大丈夫！？」
　背中をさすりながらタオルを手渡してくれます。
　貴方が口を拭きながら、袋も一緒に口から出すと、えっ、と放心します。
「え、え、え、？
　血、のり。……‥もう、知らない！！」
　ふん、と鼻を鳴らして反対方向を向かれます。ごめんね、と謝ると
「もう、しないでね。
　……心配するから」
　ジド目で見られますが、最後には心配してくれます。

＊るぅとくんの場合＊

『こほっ、ゴホッ、』
　サァ！血が出ました！ ←ごめんなさい。
「……え。
　血……」
　貴方の血を見て放心してしまいます。
　その後、ハッ！としてお水とお風呂場の桶を持ってきてくれます。
「少し、口の中濯ぎましょう」
　これ、バレちゃう。ドキドキしながら、口を濯いで吐いた。
「……え」
　またまた放心状態。しかし次の瞬間。
「ももかちゃん？
　これ、何ですか？」
　ゴゴゴ…と黒いオーラを出して、怒り始めたるぅとくん。
『あ、あの。こ、これは…』
「弁解しても無駄です。
　もう怒りました」
　許しませんと口をぷくっと膨らませます。ごめんなさい。本当にっ出来心なんです！

＊ころんくんの場合＊

「ねぇ、ちょっとももか！
　何で、落ちたの…っ！！？
　え。ちょっ、血、ももか、！」
　二人でゲームをしている時、彼の横で血を吐いてみます。
「えっちょっ、きゅ、救急車！」
　ゲームなんてほったらかしで、スマホで救急車を呼び出します。
　それだけ貴方が大事ということですね。
　しかし、まずいぞ。これはヤベェ。
『ちょっと、待って…』
「何！喋んないで！」
　ころんくんにしては珍しく大きな声で怒鳴られます。
『ちょっ、これ！ドッキリ！』
　プルプルと鳴り出した携帯。持ったまま固まる彼。彼は無言で通話を終了すると、ゲームを再開しだした。
『こ、ころんくん…』
　話しかけても、無視される始末。
『ご、ごめんね』
　無視されるのは辛い貴方。泣きながら謝ると先程までではないですが、焦って許してくれます。
「ほんっとに心配した…」
　そう呟いていたことを貴方は知りません。