einhundert zwei und vierzig ページ10
くっそ…一旦ストップ！
このままだったら私が進んで一発ゴールだったのに…！
コイツもう嫌いだ！
さっき二人倒して今コイツが復帰、めぐるんも対処可能、BMのメンバーに抑えられてるのが3人、お兄にマーク今の所一人、乙夜くん含めたFW二人がこっちの自陣に残ってる…そろそろ守備参加あるな
ゲスナーは後方、グリムくんは左サイドで、ネスくんはいつでもパス出せる最適な位置で待ってくれてる、DFは自陣張ってて＿
ごちゃごちゃ考えても決めたきゃ私がコイツに勝たない事には始まらない、か…
「なんだ一回しか手はねぇのか！？そんなもんかよ噂の天使様はよォ！」
『クソ黙れイラつくから』
もう一度抜けば私の勝ちだ、どうにかして体制を崩せば…
ボールは止めるな
隙を見せたら私負けちゃうんだから
でも、取られるのを恐れてずっとここでグダってる訳にはいかない…
ここからゴールを狙いに行けない事はない、撃とうと思えばって感じ
じゃあもう強行突破…？
止められるくらいなら行くのが賢明＿
「撃たせねぇぞ？
大体無いだろ、コースがさァ」
『なっ…！』
体ぶつけられてこっちの体制が崩された
これだから脳筋プレスくそゴリラは…！
『単純で助かる』
ぶつかってきた相手の体を利用してこっちの軸がブレないように保つ
この状況、私の選択肢がもうゴールしかないと思い切ってたお前らの負けだ
ねぇ
私、出来たかな…
『決めてよお兄ぃ！！』
「クソ上等」
曲線的だったボールがお兄の右足に弾かれてゴールまで直線で向かったのが見えた
そして私の視界は反転した
『い゛っ…〜〜〜っ！！』
「ってぇ！！」
こっちの方が絶対痛いから、早く退いてよ脳筋ゴリラ！
私が掴んでバランス崩しちゃったから二人して芝生に倒れ込んだんだ
『ネスくん！助けて重い！！』
「お前邪魔です！
ラファエラ！大丈夫ですか！？お怪我は…」
『よっと…ありがと、怪我は無し！』
「そう、ですか…なら良いんですが…」
こういう時一番早く対処してくれるのはネスくんだ
声掛けたら一直線に向かって来てくれた
怪我は無いって言う私をまだ疑わしげに見てるけど…
んでもぶつけた頭がちょっと痛い…たんこぶ出来たかも…
「よしよし、良くやった
褒めてやろうな」
『……わぁ…！？
ちょ、お兄！やめてよね』
知らない内にに近くまで来てたお兄がまた頭を撫でてきた
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白昼夢(プロフ) - らむねさん» 以前もコメント送ってくれた方ですよね！そういったコメント貰えるだけで書く気力になっています！頑張ります！！ (2023年3月24日 12時) (
レス) id: 5ec7d98280 (このIDを非表示/違反報告)
らむね - 続編おめでとうございます！！この小説ほんっとうに良きですね・・！無理しない程度に頑張ってください！！ (2023年3月24日 8時) (レス) id: 41465224bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白昼夢 | 作成日時：2023年3月24日 1時
