einhundert acht und dreißig ページ6
誰が嬢ちゃんだ…！
U-20なんだから同世代だろうが！
いくら私が低身長、童顔だからってさぁ！
っていうか、私が小さいんじゃない周りが大きいんだ！
…あーあ、先制点決められちゃった
「大人げなかったか？まぁこの試合中はじっとしててくれや」
『クソ余計なお世話』
黙ってろイラつくから
前より成長しためぐるんは、このチームの核になってる
それに、今のはたぶん即興だ
めぐるんのリズムに乙夜くん達が乗っかった事で起きたプレー…
…勢いに乗られるとちょっと面倒だな
対処しようにも私はマークされてるし…
リスタートの位置に戻る
興味なさげに歩くお兄について行ってる感じだ
「やられた、やられた」
「ウゼェダリィ…ゴミ死ね、ゲロシャブ共が」
いつもだったら絶対こんな言わないけど…
『はぁ…今回ばかりはゲスナーに同意ー』
「えっ！？
ど、どうしたんですかラファエラ！
いつもだったら“下品、口悪い、クラブの品位に関わるから辞めて”ぐらいは言うのに…！」
皆目ぇ見開いてビックリしてる
そんな驚く事かなぁ…？
「どうした、なんか言われたのか」
「相手が嫌ならポジション変わりましょうか？」
ネスくんが純粋な心配なのは分かるけど、お兄は顔怖いよ…
『ありがと、でもポジションは変えなくていいよ
私マークみたいだし、変わっても多分意味ない』
あーやだやだ
しつこい男は嫌われるって世間一般的な常識じゃないの？
私なんかに徹底マークとか…もしかして見る目ない？
今回私はあくまでもサブで、主軸は青い監獄&お兄主軸のBMでしょ
『クソ…私がガキならあっちはオッサンだろうが髭面』
「ラファエラ」
『なぁに？』
「なんかあるのか？」
…お兄からそんな事聞かれるとは思ってなかった
『やってみたい事が、あるんだけど…
ウチの方針にそぐわないから』
確実性を重視するなら私にアイツが付いてるから引き付けといて
私は無理に攻めずに周りが行って欲しいとこ
…でも、それじゃ私がダメだと思うから
せっかく今日がチャンスなのに…
想定に収まるプレーなら作戦伝えれば誰だって出来るんだ
私だから出来る事で自分の価値を証明してやりたい
皆に頼るばっかで守られて、何も出来ない私じゃ…
ダメなんだ
「次のボール、1回だけチャンスをやる」
『…ぇ』
「俺に魅せてみろ
どうせ無茶するだろうから1回だけだ、出来るな？」
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白昼夢(プロフ) - らむねさん» 以前もコメント送ってくれた方ですよね！そういったコメント貰えるだけで書く気力になっています！頑張ります！！ (2023年3月24日 12時) (
レス) id: 5ec7d98280 (このIDを非表示/違反報告)
らむね - 続編おめでとうございます！！この小説ほんっとうに良きですね・・！無理しない程度に頑張ってください！！ (2023年3月24日 8時) (レス) id: 41465224bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白昼夢 | 作成日時：2023年3月24日 1時
