einhundert fünf und sechzig ページ38
えー…？
BMのことある程度知ってて、私がベンチにいるって時点で攻め方に一枚噛んでるって事くらい察してほしいなぁー…
それとも何だ、私がそんなクソイカれた作戦立てたと思われてる…？
『お、ナイスセーブ』
今のは凛くんのゴールの再現だね
やっぱあれだけ難しいプレーも自己投影できるってスゴいな
真似をすることが得意なミカくんは、フィジカル強化に向いたイングランドで一体何をしようとしてるのか…
見れば分かるよ
“一人で戦えるようになること”だ
これまでは凪くんって言う才能を無意識でも目で追ってて、その視線と時間が若干のタイムロス
生粋の天才がかえってデバフになってた
多分ミカくん自身も思うところがあって、一人ででもっていう思考に切り替えた
ミカくんが体現可能なプレーでゴールを狙えるのが凛くんと冴くんの融合だった訳だ
『メンサーさぁん、我牙丸くんはクリアだっつったぞ…？』
全くもって協力のカケラも無いね…
『わ、千切くんクソはや…』
お兄の背後でボールを奪って、自陣に走り込んできた
目測スピード上がってるか…？
身体的にもそうだけど、切り返しとかのボールコントロール…技術面でも向上してる
…あれ、そこから外に行くの？
何かを狙ってんのか…？
停止からの急加速、あれだけのスピード差であんなもんされたらひとたまりもないね
『あーあ、先制されちゃったや…
今の、18ですかね？』
「9だ」
『あいあい』
一応リプレイ確認するか…
あぁ、やっぱりそうだ
ゴール前19m、左斜め44°
マンシャイン・Cで千切くんは自分の
ふふん、ベストポジションは分かっちゃったぞ〜
対策を練るとするなら…
そうだな、千切くんにボールが渡ったら自陣のDFに位置つかせるか…？
や、でも…
一人のためのワンマンディフェンスは、他のアクションに対するリカバリーがしづらくなる
その前に取らせない、っていうのが結局のところ最適解なんだなぁー
まぁたお兄が世一くんに絡みに行ってるよ
『顔が近いぞクソバカお兄
日本人はパーソナルスペースが広いんだ
慎みを持てよぉ…もうちょっとさー』
お兄がいつもスミマセン
位置を戻してリスタート＿
開始早々お兄が世一くんにパスをした
何考えてんの…？舐めてる？
ぶっ飛んだお兄ちゃんが居るとね、下が苦労するんだよ
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白昼夢(プロフ) - らむねさん» 以前もコメント送ってくれた方ですよね！そういったコメント貰えるだけで書く気力になっています！頑張ります！！ (2023年3月24日 12時) (
レス) id: 5ec7d98280 (このIDを非表示/違反報告)
らむね - 続編おめでとうございます！！この小説ほんっとうに良きですね・・！無理しない程度に頑張ってください！！ (2023年3月24日 8時) (レス) id: 41465224bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白昼夢 | 作成日時：2023年3月24日 1時
