einhundert vier und fünfzig ページ22
『あ、あぁー……』
…確かに、思い返してみたら
試合に関係ないところにもカメラが増えていたな、と…
てっきり世界トップクラスの選手達を呼び込んだからセキュリティ面も万全だというアピールか何かだと思ってたけど
…普通に撮られてたのか
「喜べ、才能の原石共よ
今“青い監獄”は間違いなく
世界一フットボールの熱い場所と化したぞ」
絵心さんがそういうとほぼ同じタイミングで、凛くんがゴールを決め
初戦、もう一つの勝者はフランス P•X•G となった
“一流のストライカーという生き物は
その瞬間
世界一フットボールの熱い場所に、突如として出現する”
前言っていたあの人の自論が正しいとするならば
この青い監獄で
私は、世界一のストライカーの誕生を…
この目で見ることが出来る＿
「つーか…知ってたのかよ！？俺たち以外はお前らも、全員！？」
「YES」
雷市くんの問いにニッコリ笑顔とピースで肯定するネスくん
疑わしげな目線を向けられても…
私も、伝えられてなかったからねー…？
…それにしてもさぁ
こんな面白い事、みんな内緒にしてたの？
『ずるいじゃん！お兄ちゃんのバカぁ！』
「ラフィ、いきなり飛びつくと危ないだろ
あと、咄嗟に出る暴言が“馬鹿”なのはアホっぽく見えるからやめた方がいいぞ？」
クソ余計なお世話だ、このやろー
そんな事言いながら、支えられなかった事なんてないじゃん
『って…もう！今はそんな事どうでもいいの！
お兄ちゃんは知ってたって事でしょ？
私ばっか仲間外れみたいでヤだ
他には！？隠し事してない！？』
「はは、どうだろうなぁ？」
むぅ…また濁しやがって
「でも、”途中でこの試合が外部に流されている“
くらいは察していましたよね？
たまにカメラの方を気にしてたみたいですし…」
『そりゃね、私もついこの間までは
知ってる事との相違点がこんなにあるのに、気づかない方が難しいよね？
“間違い探し”くらい私でも出来るんだから！
「では、次の試合は10日後
ドイツ バスタード・ミュンヘン
vs
イングランド マンシャイン・
千切くん、凪くん、ミカくんは確か揃ってイングランドだったな…
これは第二試合も大変そう…
次からはマネの仕事だけど、頑張らないとね！
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白昼夢(プロフ) - らむねさん» 以前もコメント送ってくれた方ですよね！そういったコメント貰えるだけで書く気力になっています！頑張ります！！ (2023年3月24日 12時) (
レス) id: 5ec7d98280 (このIDを非表示/違反報告)
らむね - 続編おめでとうございます！！この小説ほんっとうに良きですね・・！無理しない程度に頑張ってください！！ (2023年3月24日 8時) (レス) id: 41465224bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白昼夢 | 作成日時：2023年3月24日 1時
