fünf ページ7
さて、これからどうするのかな潔世一
残り時間は1分を切った、息も上がってきてるみたいだしここらで誰かにオニを押し付けたい
でも部屋にいる人間も全国から集められた選手達、そうそうボールは当たらない
焦りが出る、視野が狭まる。悪循環だな…
面白そうだと思ったんだけど…
狙いは唯一自分よりランキング下の坊主くん、う〜ん面白くない…
おかっぱくんがじゃれていたオレンジくんに投げ飛ばされて坊主くんと接触してしまう
「あ、やべ……ちょ、タイム…」
今ので足をやったみたいだ
この感じだと落ちるのは坊主くんか、期待したほど面白くなかったけど仕方ないか…
『坊主くんの手当てに行ってきますね』
「アイツが落ちるんなら別に必要ないんじゃないか？」
今になってなんか試されてるの？
『……別に、これと言った理由は…
ただ
勝手に呼ばれて怪我をして挙句手当もされず帰らせたって訴えられて、このプロジェクト止められても困るので』
「……そうか」
監視室を出る時絵心さんが何か言ってたような気がするけど…
今は怪我人優先だよね！
治療に必要な道具を持ってチームZの人たちがいる部屋に向かう
部屋に入ると坊主くんはまだ床に座り込んでいた
『坊主くんが生きてる！？』
「勝手に殺すな！つか誰だよ！！」
周りを見回してみると居なくなっていたのは吉良涼介
えぇ〜？
私が目を離してたこの短い時間で何があったの？
「遅い、見てと通り失格したのはエリート凡人吉良涼介だ」
『これでも十分急いできましたー！』
「怪我したやつはそいつに見てもらえ、ソイツがここのマネージャーだ。
怪我じゃなくても不便とかあれば話してみろ、雑用も兼ねてるからな」
絵心さんヒドい、私だって雑用とかはしたくないよ。いくら選手のためでもさ
『初めまして、伍号棟チームZ
絵心さんの紹介にあった通り
あ、名前はちゃんと本名だからね？
ただ日本語が異様に上手なドイツ人だよ〜』
これからよろしく〜、と和やかに挨拶したのに誰だこいつと言わんばかりの視線
あと24回同じ事しなきゃなの？
少女が去った暗い部屋で黒い男は呟いていた
「本当はただほっとけないだけの癖に、“自分が”という
だんだん日本に染まってきたか？
なんにせよ、あの子もまだガキだな」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 668人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
白昼夢(プロフ) - 月夜見さん» 全然同担拒否じゃないので大丈夫ですよ。最推しカイザーの小説があまりに少なく愛が爆発した結果なんですが、原作序盤は出番なくて存在が匂わせ程度になります、申し訳ない…氷織くん、タイミングあれば出してあげたいですね、コメントありがとうございます！ (2022年11月18日 0時) (
レス) id: 5ec7d98280 (このIDを非表示/違反報告)
月夜見(プロフ) - 書ききれなかったので2コメ失礼します！私のブルーロックでの複数いる推しの一人が氷織くんなのですが気が向いたら出してくれると嬉しいです！長文失礼しました。 (2022年11月17日 23時) (レス) id: 80da40024a (このIDを非表示/違反報告)
月夜見(プロフ) - むっちゃ面白いです！私もカイザー推しなのですが（同担拒否だったらごめんなさい！）カイザーの妹の夢小説とかを探してたのですか無くて妹設定最高です！そもそもカイザー関連の夢小説少なくて悲しかったので嬉しいです！これからの更新も楽しみにしてます！ (2022年11月17日 23時) (レス) id: 80da40024a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：白昼夢 | 作成日時：2022年11月14日 17時
