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Aが家を出て一時間ほど経った時だった。
玄関が開く音がしたから見に行くと、目に涙を溜めたAが立っていた。
『Aどうしたの、テストは？』
「チャンビナ、私もうダメだ、」
そう言って泣き出して俺に抱きついてきた。
頬が緩むのを必死に抑えながら、リビングに連れていく。
ソファに座らせて、話を聞いた。
「今までは噂だけだったのに、今日面と向かって悪口言われちゃった。」
「私がおじさんとホテルに入ったのを見た人がいるって。当然否定したけど、誰も信じてくれなかった。」
本当に悲しそうに泣くAに少し心が痛んだが、それは全部俺が流した噂。
あれだけ勉強したテストを受けずに帰ってきたということは、相当なダメージを受けたみたいだった。
少し罪悪感を覚えつつ、Aを抱きしめて頭を撫でた。
「チャンビナ、私学校辞めたい。」
『いいよ。俺が養ってあげる。』
「え？」
ダメ元のつもりだったんだけど、と驚いた様子だった。
『俺結構稼ぎあるし、一人くらい養えるよ。』
「でも私のこと養ったら、彼女も出来なくなっちゃうよ」
『Aが彼女になったらいいじゃん。お嫁さんでもいいけど。』
そう言ったらAは固まってしまった。
昔から好意を寄せられているのは知ってたし、今回の計画はそれも利用した。
「チャンビナ、知ってたの？」
『当たり前。お兄さんを舐めたらダメだよ。』
「ほんとにずるい、」
頬を染めるAを抱きしめ、キスをした。
これからチャンビナがいないと生きていけないじゃん、と笑うのが愛おしい。
この瞬間を待ってたんだ。
Aは俺がいないと生きていけなくなった。
俺に救われたと思ってるのが尚更愛おしい。全て俺が蒔いた種で、それに苦しめられたというのに。
何も知らないAにもう一度キスをした。
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FEARNOT兼STAY！ - 全てを【HJ】を長めで見てみたいです！ (12月11日 23時) (
レス) id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
FfC3SZvtC310ffW(プロフ) - 復帰ありがとうございます！それぞれの続きがまた見たいです！ (6月16日 23時) (レス) @page25 id: 0dcca36122 (このIDを非表示/違反報告)
七彩 - 復帰ありがとうございます！また投稿楽しみにしてます！ (6月14日 20時) (レス) id: 5d577b99f0 (このIDを非表示/違反報告)
七彩 - ハンジソンのロリコン警察官とロリータ小学生のお話作って欲しいです！お願いします！ (6月14日 20時) (レス) id: 5d577b99f0 (このIDを非表示/違反報告)
FfC3SZvtC310ffW(プロフ) - 素敵なお話をありがとうございます！続きが楽しみです🤍 (2023年3月14日 0時) (レス) @page19 id: 0dcca36122 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狗 | 作成日時：2023年2月15日 3時
