四話「包帯無駄遣い装置((にこ」 ページ6
「はぁ、ほんと尊いヤバイ死ぬ…。」
中也のキャラソンを聴いていたら、突然横から肩を掴まれた。
『どちら様ですか?』
ヘッドフォンを外し、問いながら振り向く。
相手は…
「…え、蛞蝓じゃない!?
こんなにも可愛らしいお嬢さんと、服が似てるからって間違えてしまうなんて…人違いだった様だ、すまないね。
だが、之もまた運命というものかもしれない。
一緒に心中してくれませんか?」
我が嫁(中也)の元相棒、太宰さん。
無駄なイケメンオーラで、光輝いている。
『お断りします、包帯無駄遣い迷惑噴霧器さん。』
「ほうたっ…!?君、国木田くんみたいなことを云うね…」
▼包帯無駄遣い装置ハ、ショックヲウケタヨウダ!
よし、追い討ちをかけるか。
『今私と間違えた蛞蝓さんと心中したらどうでせう?』
「いや、あんな奴となんて無理無理無理無理!君は、彼奴のことを知らないからそう云えるんだ!
抑、彼奴は男だよ!」
『別にいいじゃないですかー性別くらい』
「身長が君より低くて…」
『たった3cm差ですよね?』
「……ん?」
『?』
空気が凍りついた。太宰さんが、今迄と違う、探るような鋭い目で見てくる。
あれ? 私、何か口滑らせたっけ?心当たりなんて…あ。
「何で、君は中也の身長を知っている?」
数秒前の私を殴りたい。
五話「太宰さんの自業自得(嘲笑)」→←三話「中也と同居したい(切実)」
412人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ロイゼ@魔法契約民(プロフ) - まんじゅうねこさん» あ、ありがとうございます!!o(`・ω´・+o) ドヤァ((殴 (2018年12月24日 20時) (レス) id: e949299f29 (このIDを非表示/違反報告)
まんじゅうねこ(プロフ) - ロイゼ@魔法契約民さん» えっ………( ゚д゚ )す、凄いですね!(( (2018年12月9日 19時) (レス) id: 5748b81071 (このIDを非表示/違反報告)
ロイゼ@魔法契約民(プロフ) - まんじゅうねこさん» 卒論の事ですか?勿論、文ストのだざさんですよ!!(`・ω・´)キリッ(( (2018年12月9日 18時) (レス) id: e949299f29 (このIDを非表示/違反報告)
まんじゅうねこ(プロフ) - だ、太宰さんの尊さって……一応お聴きしますが、忠実の方ですよね…(( (2018年12月8日 16時) (レス) id: 5748b81071 (このIDを非表示/違反報告)
ロイゼ@魔法契約民(プロフ) - 神さん» うぇーい乁( ˙ω˙ 乁) 気付いてくれて嬉しいです! (2018年4月16日 16時) (レス) id: e949299f29 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ロイゼ | 作成日時:2017年6月6日 17時