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「たーのもー!」
なーんっつって()
そりゃこんなので入れてもらえるわけ無いよね。
どうしよう…その辺の隊士捕まえて入れておうかな?
「…うーん」
「あ、死体女。」
「誰が死体女ですか、てかまずアナタ誰。」
酷い名前で呼ばれたので振り返るとそこには見覚えのあるような無いような亜麻色の髪の男(の子?)がいた。
「俺ですかぃ?俺ぁ沖田総悟、真選組1番隊隊長としてアンタに職質してるんでさぁ。」
え、職質?…ん?1番隊隊長?
ん!?沖田ぁ!?!?
「えっとぉ、あのぅ実はぁ〜私ぃ真選組にぃ、入りたくてぇ〜?」
「何ですかぃ急に気持ち悪ぃ。」
「気持ち悪いっていうな。とにかく真選組に入りたいんだよね、助けてよ。」
真選組にさえ入れれば彼をやる機会は大幅に増えるはず!
まぁ今やってもいいんだけど何となく彼は
そこそこ強そうなので様子見したい。
「そう言われやしてもね…こればっかりは土方さんに死んでもらう以外にはどうしようも」
「おーい…なんで俺が死ななきゃいけねぇんだ総悟ぉ?」
あら、次は誰?…んー?なんかこいつも見覚えあるような…?…
「あぁあああ!!!あの時のビビリ男だ!…ってことはアンタもあの時の!」
「あれ?気づいてなかったんですかぃ?」
いや、だってちゃんと顔見てないし…
てか沖田は気づいてたんだ。言えよ。
「あ"?誰だコイツ。」
そんでもって黒髪は気づいてないんだね。
「先日は死体扱いありがとうございました!」
「…お、おま…!あん時のし、死体女か…!」
ほかの呼び方無いかなぁ。
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作者名:琴爪 凛 | 作成日時:2018年4月9日 1時